*07:24JST 20日の米国市場ダイジェスト:米国株式市場は続落、対イラン対立激化で原油高を警戒
■NY株式:米国株式市場は続落、対イラン対立激化で原油高を警戒
米国株式市場は続落。ダウ平均は307.16ドル安の51839.26ドル、ナスダックは12.17ポイント安の25508.07で取引を終了した。
対イラン攻撃中も交渉継続で和平期待に、寄り付き後、上昇。その後、親イラン武装組織フーシ派がサウジアラビアに対する海上封鎖を発表したほか、トランプ大統領が報復攻撃を激化させる可能性を警告し原油高が嫌気され、ダウは下落に転じた。今週決算を控えるハイテクが買われナスダックは終日堅調に推移したが終盤にかけ利食い売りに押され、相場は続落し終了。セクター別ではソフトウェア・サービスや半導体・同製造装置が上昇した一方、自動車・自動車部品が下落した。
半導体のアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)はテクノロジー会社のマイクロソフト(MSFT)が提携拡大により、同社の初のラック「Helios」次世代人工知能(AI)システムを導入すると発表し、上昇。マイクロソフト(MSFT)も買われた。検索グーグルを運営するアルファベット(GOOG)は生成AIモデル「ジェミニ」向けに最適化した独自のサーバー用半導体を開発していると報じられ、上昇。
映画館運営のAMCエンターテインメント・ホールディングス(AMC)は第2四半期決算で調整後の予想外の黒字を計上したほか、通期の見通しも強く、さらに、新作映画の週末興行収入が好調で、買われた。半導体のインテル(INTC)はコスト削減の一環で従業員削減計画を発表し、上昇。メディアのパラマウント・スカイダンス(PSKY)は同業ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)買収を巡り連邦地裁が2週間の差し止めを命じたため下落。ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)も売られた。
中国の電子商取引などを扱うアリババグループ・ホールディング(BABA)は同社が発表した新AIモデルが国内アンソロピックのツールを上回ると好感され、買われた。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:原油高で年内の利上げを織り込み長期金利上昇
20日のニューヨーク外為市場でドル・円は162円35銭から162円59銭まで上昇し、162円53銭で引けた。
トランプ米大統領がイランの中東近隣諸国米軍基地での被害が拡大するにつれ、「代償を払うことになる」と警告するなど米イラン軍事対立が一段と激化するリスクが上昇。原油高で年内の利上げを織り込み長期金利上昇に伴うドル買いも一段と強まった。
ユーロ・ドルは1.1430ドルから1.1403ドルまで下落し、1.1413ドルで引けた。
ユーロ・円は185円59銭から185円35銭まで下落。
ポンド・ドルは1.3465ドルから1.3413ドルまで下落。
英国のバーナム新首相が財政規制内で柔軟対処する姿勢を示したため、財政拡大懸念にポンド売りが優勢となった。
ドル・スイスは0.8078フランから0.8108フランまで上昇した。
■NY原油:反落、急速な上昇を受けた利益確定売り・ポジション調整優勢
7月20日のNY原油先物9月限は反落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は、前営業日比-1.43ドル(-1.71%)の82.42ドルで通常取引を終了した。取引レンジは79.61-84.19ドル。前週来の中東情勢緊迫化を背景とした急速な上昇の反動から、利益確定売りやポジション調整の売りが優勢となった。米国とイランを巡る軍事的緊張は依然としてくすぶっているものの、短期的な過熱感を解消する調整局面となった。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 60.42ドル -0.85ドル(-1.38%)
モルガン・スタンレー(MS) 210.94ドル -4.56ドル(-2.11%)
ゴールドマン・サックス(GS)1055.03ドル -10.19ドル(-0.95%)
インテル(INTC) 97.06ドル +2.02ドル(+2.12%)
アップル(AAPL) 326.59ドル -7.15ドル(-2.14%)
アルファベット(GOOG) 351.37ドル +5.25ドル(+1.51%)
メタ(META) 645.85ドル -0.16ドル(-0.02%)
キャタピラー(CAT) 864.30ドル -15.98ドル(-1.81%)
アルコア(AA) 43.48ドル -0.50ドル(-1.13%)
ウォルマート(WMT) 112.20ドル -2.04ドル(-1.78%)
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