*18:16JST 31日の中国本土市場概況:上海総合は反発、ハイテク株が上げ主導
31日の中国本土市場は反発。主要指標の上海総合指数が前日比27.57ポイント(0.72%)高の3832.26ポイントと反発した。
政策運営の方向性が示されたことに加え、世界的なテック株高を背景とした半導体など人工知能(AI)関連銘柄への買いが相場を押し上げた。一方で、製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.2と景気判断の節目である50を下回り、市場予想や直近実績も下回ったことから、金融や消費関連には売りが広がり、景気動向への警戒が重しとなった。半導体株が指数をけん引する一方、景気敏感セクターには弱さが残り、物色は成長分野へ集中した。相場全体では政策運営とAI関連への資金流入が下支えとなる一方、景況感の鈍化を示す経済指標を背景に銘柄間の選別色が強まる展開となった。
セクター別では、ソフトウェア・情報サービス関連と人工知能(AI)関連に買いが入り、指数をサポートした。華勝天成(600410/SH)が6.6%高、南威軟件(603636/SH)が6.2%高、上海宝信ソフト(600845/SH)が6.0%高、方正科技集団(600601/SH)が5.9%高、人民網(603000/SH)が5.5%高となった。炬芯科技(688049/SH)は8.3%高、雲天励飛(688343/SH)は8.1%高、能科科技(603859/SH)は7.2%高、晶晨半導体(688099/SH)は7.0%高、安凱微(688620/SH)は6.7%高となった。
また、メディア関連の一角も高い。科新発展(600234/SH)が7.1%高、広電網絡(600831/SH)が5.6%高、浙報数字文化(600633/SH)が4.2%高、吉視メディア(601929/SH)が3.5%高となった。
一方、銀行など金融銘柄が逆行安。中国農業銀行(601288/SH)が3.0%安、招商銀行(600036/SH)が2.3%安、浦東発展銀行(600000/SH)が2.1%安、中国工商銀行(601398/SH)が2.0%安、交通銀行(601328/SH)が1.9%安、平安保険(601318/SH)が1.6%安となった。
このほか、農薬など化学肥料も売られた。揚農化工(600486/SH)が2.7%安、華魯恒昇化工(600426/SH)が1.8%安、雲天化(600096/SH)が1.6%安、江山農薬化工(600389/SH)が1.4%安、新奥天然気(600803/SH)が0.8%安となった。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.32ポイント(0.47%)高の280.78ポイント、深センB株指数が5.79ポイント(0.49%)高の1186.18ポイントで終了した。
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