*11:46JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):キオクシアHD、NSユナイテッド海運など
<285A> キオクシアHD 49690 +3190
大幅続伸。先週末に第1四半期の決算を発表、Non-GAAP営業利益は1兆3262億円で、従来ガイダンスの1兆3000億円レベルで着地した。また、7-9月期見通しは1兆9000億円としている。コンセンサス並みであるが、足元での期待値の高まりからはやや下振れた印象も。一方、発行済み株式数の5.5%に当たる3000万株、8000億円を上限に自社株買いを実施と発表。想定上に早いタイミングでの株主還元実施がポジティブなインパクトにつながる。
<6954> ファナック 6044 -1091
大幅反落。先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は535億円で前年同期比26.1%増となり、市場予想は10億円程度の下振れ。一方、受注高は2819億円で同36.9%増、市場予想を400-500億円程度上回ったとみられる。ただ、通期予想を上方修正しているものの、営業利益は2122億円から2180億円、前期比18.6%増と小幅にとどまり、コンセンサス水準には未達。部材の調達コスト上昇などが織り込まれたもよう。
<6952> カシオ計 2164.5 +400
ストップ高。先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は128億円で前年同期比3.4倍となり、市場予想の60億円を大きく上振れている。関税還付の影響が20億円ほどあったが、時計事業の増収効果が上振れの主因となっている。通期予想は従来の260億円から340億円、前期比47.4%増に上方修正。コンセンサスは270億円程度であったもよう。想定以上の好決算がポジティブなサプライズにつながる形。
<9110> ユナイテド海 9540カ -
ストップ高買い気配。現在18.35%を出資している日本郵船が、非公開化を目指して同社のTOBを実施すると発表している。TOB価格は10600円で先週末終値比32%のプレミアムとなる。TOB価格にサヤ寄せを目指す動きが優勢に。なお、日本郵船は最終的に出資比率を83.33%にまで高め、現在3分の1を保有している日本製鉄が残り16.67%の出資比率となるもよう。
<5214> 日電硝 4370 -953
一時ストップ安。先週末に第2四半期の決算を発表、4-6月期営業利益は48.9億円で前年同期比44.2%減となり、65億円程度の市場予想を下振れ。通期予想は従来の330億円から200億円、前期比41.4%減にまで下方修正している。コンセンサスは従来会社予想並みの水準であった。ディスプレイ用ガラスの数量減、原燃材料コストの悪化、並びに、複合材の生産性改善効果の下振れなどが要因。
<NH>