*16:58JST 米半導体関連株高などを背景に買われ、1カ月ぶりの67000円台【クロージング】
12日の日経平均は続伸。553.84円高の67524.06円(出来高概算25億2000万株)と終値ベースでは7月15日以来約1カ月ぶりに67000円台を回復して取引を終えた。前日の米国市場で半導体関連株が買われた流れを受け、東京市場でも半導体・AI関連株が買われ、日経平均は続伸して始まった。ただ、祝日前に1300円超上昇したこともあり、上値では戻り待ちの売りなどが出て、朝方の買い一巡後は66735.76円とマイナスに転じる場面もあった。しかし、好決算銘柄や半導体・AI関連株への買いも続き、その後は67144.36円と再び切り返すなど前日の終値を挟んでもみ合いの動きだった。前場の韓国総合株価指数(KOSPI)がじり高歩調をたどっていたことも追い風となり、後場終盤に向けて上げ幅を広げ、67569.36円まで上値を伸ばした。
東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がり銘柄が980を超え、全体の6割超を占めた。セクター別では、非鉄金属、銀行、鉱業、サービスなど21業種が上昇。一方、ゴム製品、海運、空運、繊維製品など12業種が下落した。指数インパクトの大きい銘柄では、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、リクルートHD<6098>、フジクラ<5803>が概ね堅調だった半面、ファーストリテ<9983>、ダイキン<6367>、豊田通商<8015>、ニトリHD<9843>が軟調だった。
前日の米国市場で主要株価指数は下落だったが、SOX指数が堅調に推移したため、東京市場も半導体・AI関連株中心に上昇する銘柄が増え、日経平均は続伸して始まった。戻り待ちの売りが出て、日経平均は取引開始直後には230円超安とマイナスに転じる場面があったが、半導体・AI関連株への買い意欲は強く、日経平均は再びプラスに転じもみ合いに。その後、海外メディアが「シンガポールの政府系投資ファンドであるテマセクが、韓国の半導体大手であるサムスン電子とSKハイニックスへの投資を計画している」と報じたことをきっかけに、KOSPIも一時5%の上昇となったため、主力値がさ株で強含む銘柄が増え、日経平均の上げ幅も一時600円に迫った。
海外投資家が夏休みに入り、国内もお盆休みと、市場参加者が減少するなか、東証プライム市場の売買代金は9兆円台と盛り上がりに欠けていた。ただ、米国で12日に発表される予定の7月の米消費者物価指数(CPI)については投資家の関心は強いだろう。インフレ再燃から利上げ観測が高まるのか、それとも市場予想よりも弱い結果となり、一段と利上げ観測が後退し、株式市場に好影響をもたらすのかが目先のポイントとなろう。
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