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FiscoNews

【注目トピックス 日本株】ラキール Research Memo(3):主力はLaKeel DXなど製品サービス(1)

*11:03JST ラキール Research Memo(3):主力はLaKeel DXなど製品サービス(1)
■ラキール<4074>の事業内容

1. サービスの概要
同社は、製品サービス、コンサルティングサービス、プロフェッショナルサービス、動画配信型教育サービスの4つのサービスを提供し、ペーパーレス化からデータを活用した戦略立案、企業価値の向上やビジネスモデルの変革まで、ユーザー企業のデジタル化やDX推進、AX推進を網羅的に支援している。主力の製品サービスでは、クラウド型システム開発・運用プラットフォームのLaKeel DX及びLaKeel DXの上流で要件定義や基本設計を行うLaKeel Bluと、プラットフォーム上で稼働するLaKeel Appsの開発・運用といったサービスを提供している。コンサルティングサービスでは、同社の製品サービスを最大限に活用するためのコンサルティングや、LaKeel DX上に収集された膨大なデータの分析サービスなどを行っている。プロフェッショナルサービスでは、システム開発とシステム保守の2つのサービスを展開している。動画配信型教育サービスでは、LaKeel Online Media ServiceというLaKeel Apps上で、マルチランゲージのアニメーションによるe-learning動画を配信している。

なお、財務的には、LaKeel事業の単一セグメントであるためセグメントごとの記載を省略しているが、サービスをプロダクトサービスとプロフェッショナルサービスの2つに区分している。このうちプロダクトサービスは製品サービスとコンサルティングサービスに分けられ、製品サービスはライセンス、サブスクリプション(LaKeel製品)、サブスクリプション(LaKeel製品以外)、その他で構成され、動画配信型教育サービスもこれに含まれる。なお、サブスクリプション(LaKeel製品以外)は、マイクロサービス以前から扱っていたパッケージソフトなどのメンテナンスを主業務としているため、漸減傾向にある。グループは同社及び連結子会社4社で構成される。同社を主力に、子会社の北京利衆得応用技術有限公司と(株)ラキール呉はLaKeel製品の開発拠点として位置付けられ、開発人材の確保と技術面でプロダクトサービスをサポートしている。Legend Applications China Holding, Inc.は中国子会社の持株会社である。(株)ZESTはコンサルティングサービス向けに開発人材を供給しているほか、金融機関向けに専門エンジニアの派遣などシステムエンジニアリングサービスを提供している。

急速にAI化が進むLaKeel製品

2. サービス内容
プロダクトサービス(製品サービス、コンサルティングサービス、動画配信型教育サービス)及びプロフェッショナルサービスの詳細は以下のとおりである。

(1) 製品サービス
主力の製品サービスでは、アプリケーション開発・運用の基盤となるクラウド型デジタルプラットフォームLaKeel DXと、LaKeel DXの部品群を組み合わせて開発したLaKeel Appsを主に提供している。大半が自社製品で、業務アプリケーションのほか、それを構成している機能部品群(LaKeel Components)やLaKeel DX上で自在に部品を組み合わせて開発を行う基盤(LaKeel Engine)、製品や開発された機能部品群を最適に運用する基盤(LaKeel Platform)も含まれる。そのほか、LaKeel DX上で運用されているシステムで生成されたデータや、ユーザー企業が開発・運用しているシステムで生成されたデータ、インターネット上に存在するオープンデータなどを収集して管理・分析する基盤、ワークフローを実行する基盤、IDを管理する基盤も備えている。

a) LaKeel製品の特徴
LaKeel製品は、Amazon.com、Microsoft、Googleなど大手クラウド事業者の提供するプラットフォームにおいて、ユーザー企業が多くのLaKeel Appsを自社資産として持たずに、利用料を支払うことで必要な期間・必要な機能をスピーディに利用することができる。そのうえ、継続的なバージョンアップにより常にアプリケーションを最新の状態に保つことができる。さらに、他社に先駆けて進めているAI化によって、LaKeel Appsがそれぞれ独立した「機能単位」としてAIの生成能力を最大化できるうえ、開発基盤にMCP※1を搭載することでAPI※2による連携やマルチエージェント化を促進することができるため、高度な自律型業務システムの構築を実現することが可能となっている。

※1 MCP(Model Context Protocol):Anthropicが提唱するAIと外部システムを接続するための新しい共通規格。
※2 API(Application Programming Interface):APIはアプリケーションやプログラム同士が情報をやり取りするインターフェース。Web APIはWeb技術を用いて実現されるAPI。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田 仁光)

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