●【高知】手結漁協「沖さわら」
「沖さわら」のにぎり
「沖サワラというのは『沖でとれたサワラ』という意味ではなく、実はサワラとは別の魚なのです。標準和名はカマスサワラ。カマスなのかサワラなのか‥‥ややこしいですね。サワラよりも大きくなる魚で、なんと2mを超えるそうです。ちなみに500種類以上の魚を食べてきたぼくが、なんとまだ沖サワラを食べたことがないんです。これはくら寿司さんに行くしかないですね……！」
【高知】手結漁協「沖さわら」（写真／AFLO）
●【大分】鶴見漁港「炙りイトヨリダイ」
「炙りイトヨリダイ」のにぎり
「バランスのとれた流線形の体と優雅に糸状に伸びる尾ビレ。淡いピンクの体に輝く金色のストライプ。この上なく見た目の美しいイトヨリダイは味も超一級品で紛れもない高級魚です。柔らかい食感と上品な味は見た目のイメージととてもマッチしています」
【大分】鶴見漁港「イトヨリダイ」（写真提供／さかな芸人ハットリ）
●【宮崎】日向灘「イトヒキアジ」
「イトヒキアジ」のにぎり
「イトヒキアジはその面白い見た目からマニアの中でもファンが多い魚です。名前のとおり幼魚の背ビレと臀ビレは糸のように長く伸びていますが、成長するに従い短くなり、最終的には普通の魚と変わらないくらいになります。アジの仲間は、マアジはもちろんシマアジ、ブリ、カンパチなどおいしい魚ばかりで、このイトヒキアジも知る人ぞ知るおいしい魚です」
【宮崎】日向灘「イトヒキアジ」
