住まい・不動産

【リフォーム時に最大200万円の補助金】「住宅省エネ2024キャンペーン」がスタート 3つの補助制度の特徴と補助金額実例、施工業者選びのポイントを解説

どこをリフォームしたらいくらもらえる? 補助金額実例集

 以下、実際にこれらの制度を活用した場合の補助金額を、図とともに紹介しよう。

【1】リビング:「子育てエコホーム支援事業」なら床の断熱改修でほかも対象に

【1】リビング:「子育てエコホーム支援事業」なら床の断熱改修でほかも対象に

実例集【1】リビング:「子育てエコホーム支援事業」なら床の断熱改修でほかも対象に

「廊下幅等の拡張」は、介助用の車椅子でも移動しやすいよう、通路または出入り口の幅を拡張する工事のことで、比較的需要が高いという。「子育てエコホーム支援事業」(以下「子育て~」)を活用するなら、床の断熱改修をすることで、バリアフリー改修や空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置も補助金の対象となる。

・空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置(3.6kW以上):万6000円
・ガラス交換(大2枚)5万5000円×2=11万円
・床の断熱改修(部分):3万6000円
・廊下幅等の拡張:2万8000円
・段差解消:7000円

*ガラス交換は「先進的窓リノベ2024事業」を活用した場合。ほかはすべて「子育てエコホーム支援事業を活用した場合。

【2】キッチン:ヒートポンプ給湯機への交換は「給湯省エネ2024事業」を

【2】キッチン:ヒートポンプ給湯機への交換は「給湯省エネ2024事業」を

実例集【2】キッチン:ヒートポンプ給湯機への交換は「給湯省エネ2024事業」を

「子育て~」を活用すれば、掃除しやすいレンジフード、ビルトイン自動調理対応コンロ、ビルトイン食器洗機の設置(交換を含む)も、必須工事(断熱改修またはエコ住宅設備の設置)と一緒に行うことで補助の対象になる。ヒートポンプ給湯機は、「子育て~」でも補助がおりるが、「給湯省エネ2024事業」を活用した方が5万円ほど補助金額が多くなる。

・掃除しやすいレンジフードの設置:1万3000円
・ヒートポンプ給湯器(エコキュート)の設置:8万円
・ビルトイン自動調理対応コンロの設置:1万4000円
・ビルトイン食器洗機の設置:2万1000円
・給湯水栓の設置:5000円
・キッチンセットの交換を伴う対面化改修:9万円

*ヒートポンプ給湯器は「給湯省エネ2024事業」を活用した場合、ほかはすべて「子育てエコホーム支援事業」を活用した場合。

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