大阪のソウルフード「串カツ」を全国で味わうことができるチェーン店「串カツ田中」。2008年に東京世田谷に1号店をオープンしてから約10年、今では海外2店舗を含む197店舗にまで拡大している。外食チェーンに詳しいフリーライターの小浦大生氏が説明する。
「大阪名物の串カツを手軽に楽しめるチェーン店です。串カツは1本100~200円で、『紅しょうが』(120円、税抜き、公式サイトに掲載されている価格。以下同)や『レンコン』『玉ネギ』(100円)といった串カツの定番も味わえます。また、ソースの“二度づけ禁止”というルールをしっかり設けているあたりも大阪の串カツ文化に忠実ですね」
『串カツ牛』(120円)、『串カツ豚』(120円)、『ハムカツ』(120円)といった肉系のメニューのほか、『なすび』(100円)、『アスパラガス』(200円)、『山芋』(120円)などの野菜メニューも豊富。ほかにも『うずら』(120円)、『煮玉子』(150円)、『もち』(150円)、『チーズ』(200円)などとバラエティー豊かなメニューが取り揃えてある。
「串カツだけでなく、大阪ならではのメニューも充実しています。肉うどんのうどん抜き『肉吸い』(480円)や『牛スジ土手』(420円)、馬肉の燻製『さいぼし』(580円)など、大阪名物の一品料理も人気ですね。そして、お客さんが自分で潰して作るタイプの『ポテトサラダ』(390円)も人気です」(小浦氏)
お通しとして出されるキャベツはおかわり自由。もちろん、キャベツもソースの二度づけは禁止となっている。