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【ドル円週間見通し】ドルは下げ渋りか 米4-6月期GDP速報値などにも注目

・7月24日-28日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。

○(欧)7月HCOBユーロ圏製造業PMI 24日(月)午後5時発表予定
・予想は43.6
 参考となる6月実績は43.4で5月実績を下回った。欧州中央銀行(ECB)の継続的な利上げによる影響が出ており、生産指数は一段と低下。7月については、継続的な利上げの影響がさらに強まることから、6月実績と差のない水準にとどまる可能性がある。

○(米)FOMC会合 26日(水)日本時間27日午前3時結果判明
・予想は0.25ポイントの追加利上げ
 前回のFOMC会合では金利据え置きが決定されたが、今回は0.25ポイントの利上げが決定される見込み。ただし、足元のインフレ緩和を受けて利上げは今回が最後となり、9月以降は政策金利の据え置きが続く見込み。

○(欧)ECB理事会 27日(木)午後9時15分発表予定
・予想は0.25ポイントの追加利上げ
 経済・金融データやインフレの基調、金融政策の波及の強さを踏まえたインフレ見通しに基づいて金融政策を策定する方針は変わっていないため、2%のインフレ目標達成のため、今回の理事会でも0.25ポイントの追加利上げが決まる見込み。ただし、9月以降は不透明。

○(日)日本銀行金融政策決定会合 28日(金)決定会合の終了予定時刻は未定
・予想は、金融政策の現状維持
 G20(主要20か国地域)財務相・中央銀行総裁会議に参加した日本銀行植田総裁は7月18日に行われた記者会見で「持続的・安定的な2%の物価目標実現には距離がある」との認識を示しており、日銀は今回の会合でも現行の金融緩和策を維持する可能性が高い。

○その他の主な経済指標の発表予定
・24日(月):(欧)7月HCOBユーロ圏サービス業PMI、(米)S&Pグローバル7月サービス業PMI
・25日(火):(米)7月CB消費者信頼感指数
・26日(水):(豪)6月消費者物価指数、(米)6月新築住宅販売件数
・27日(木):(米)4-6月期GDP速報値、(米)6月耐久財受注
・28日(金):(米)6月コアPCE価格指数

【予想レンジ】
・138円50銭-141円50銭

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