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大相撲・横綱の給料 照ノ富士は休場でも月給やボーナスで700万円以上支給、貴景勝は綱取りで収入大幅アップなるか

1本3万円の懸賞金も激増する

 照ノ富士が新横綱として土俵に上がったのが2021年9月場所。今場所で横綱在位13場所となるが、休場が7場所となり休場率は.538。在位11場所で9場所の休場(休場率.818)の稀勢の里(現・二所ノ関親方)に次ぐワースト2位の数字となっている。

 特に今年の照ノ富士は1月場所と3月場所を全休。5月場所は14勝1敗で復活優勝を果たしたものの、7月場所は1勝3敗11休。9月場所も全休したことで、今年の成績は15勝4敗56休だ。横綱昇進後の通算成績は85勝25敗85休で、勝利数と休場数が並ぶという異常状態になっている。それゆえ、前出の若手親方も「批判されるべきは照ノ富士」と口にしたのだろう。

 仮に貴景勝が横綱に昇進すれば、給料は大関の月250万円から50万円アップする。貴景勝の持ち給金は9月場所の優勝(30円)と勝ち越し(3.5円)を加えて292円(報奨金116.8万円)となっているが、横綱の最低支給標準額(150円)を超えているので据え置き。場所に出場すると支給される本場所特別手当は大関の15万円から20万円に上がるため、年収でいえば630万円の昇給となる。

 相撲担当記者が言う。

「横綱昇進で大幅に増えるのは懸賞金。今場所は霧島が295本(1本手取り3万円で885 万円)、貴景勝が291本(同873万円)、豊昇龍が216本(同648万円)を獲得。大関を中心に懸けられたが、横綱が出場すれば横綱戦に集中する。5月場所で優勝(14勝1敗)した照ノ富士が獲得したのは480本(同1140万円)。懸けられた本数だけでいえば、元横綱・白鵬(現・宮城野親方)は1場所で545本(同1635万円)の記録を持っている。

 また、横綱昇進での最大のメリットはカド番がないこと。何場所休んでも横綱を降格にはならない。照ノ富士のようにひとり横綱なら引退勧告も考えにくい。加えて引退後も5年間は現役名で親方として協会に残れる(大関は3年間)。来場所、大関の貴景勝が昇進すれば、横綱はさらにワンランク上の待遇となるわけです」

 もちろん、仮に横綱昇進後に優勝決定戦で立ち合いに変化したりすれば、大関の時とは比べものにならない大きな批判に晒されることにはなるだろう。横綱は好待遇が約束されるだけに、その責任も重い。(了)


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