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【ドル円週間見通し】ドルは伸び悩みか 1ドル=150円台は介入への警戒も

・10月23日-27日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。

○(欧)10月HCOBユーロ圏製造業PMI速報値 24日(火)午後5時発表予定
・前回実績は43.4
 参考となる9月改定値は43.4で8月実績を下回った。フランス、ドイツはさえない状況続いている。主要国の生産活動は拡大していないため、需要回復が遅れており、10月の数値が明確に改善する可能性は低いとみられる。

○(欧)欧州中央銀行(ECB)政策金利発表 26日(木)午後9時15分発表予定
・予想は、政策金利の据え置き
 前回理事会後に公表された声明では、「主要な政策金利は、これが十分に長い期間続けば、インフレ率が目標への回帰を速やかに達成する水準に到達したと考えている」との見方が提示された。ラガルドECB総裁は、政策金利の焦点が、金利水準からその水準を維持する期間に移っているとの見方を伝えており、政策金利の据え置きが決まる見込み。

○(米)7-9月期GDP速報値 26日(木)午後9時30分発表予定
・予想は、前期年率+4.0%
 参考となるアトランタ地区連銀の経済予測モデル「GDPNow」の試算によると前期比年率+5.4%と高い伸びとなる可能性がある。住宅着工件数と小売売上高がやや強い数字だったこと、個人消費はまずまず良好であることから、成長率は4-6月期の実績を大幅に上回る見通し。

○(米)9月コアPCE価格指数 27日(金)午後9時30分発表予定
・予想は、前年比+3.7%
 参考となる8月実績は前年比+3.9%にとどまった。9月については、家賃の上昇率が鈍化しつつあること、サービス需要の減少が観測されており、コアインフレ率は8月実績を下回る見込み。

○その他の主な経済指標の発表予定
・24日(火):(欧)10月ユーロ圏HCOB総合指数、(米)10月サービス業PMI
・25日(水):(加)カナダ中央銀行政策金利発表
・26日(木):(米)9月耐久財受注

【予想レンジ】
・148円00銭-151円50銭

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