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音楽サブスク全盛時代に「CDレンタル」にこだわる人たちの事情 「ライナーノーツが読みたい」「棚から選ぶのが楽しい」

今さらすべてのCDを買い直すことはできない…

 最後に、「ここ数年で1000枚は借りた」と豪語するのはMさん(40代/男性)。その事情はちょっと特殊だ。

「2000年代前半、大量に保有していたCDをすべてMDに移しました。当時酷い金欠で、CDを売って生活費に変える状態でしたが、データとしては残しておきたくて、スペースを取らないMDに目をつけたんです。しかし、まさかMDがこんなにもすぐに廃れるとは思いませんでした。ほどなくMDプレイヤーの生産が終わり、手持ちのものが壊れてジ・エンド。MDが再生できるコンポはまだ元気ですが、正直いつまで聴けるか分かりません。

 友人には『お前みたいなヤツのためにサブスクがあるんだ』と言われますが、“毎月いくら”っていうのがどうにもイヤで……。ただ、今さらもう一度、すべてのCDを買い直すのも無理。たどりついた結論はレンタルCDでした」

 ちなみにTSUTAYAはレンタルサービスをやめるわけではなく、宅配サービスも展開している。今やCDを買う人さえ珍しがられるが、CDレンタル愛好家にとっては厳しい時代になりつつあるようだ。(了)

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