マネーポストWEB「マネーポスト」公式サイト

田代尚機のチャイナ・リサーチ

ヘッジファンドの人民元売り崩し、失敗に終わる?【2】

2017年1月13日 15:10

ヘッジファンドの人民元売り崩しは失敗に?

ヘッジファンドの人民元売り崩しは失敗に?

(【1】の続き)

 12月に入り、オフショア人民元対ドルレートは本土と比べ、元安方向に振れていた。特に年末年始は、テクニカルにみて大きな節目となる1ドル=7.00元を突破できるかどうかの瀬戸際まで人民元が安くなっていた(数字が大きければ元安)。

 しかし、本土の基準値は6.95元からは動かず、日中取引でもオフショア人民元に連れ安することはなかった。

 こうした状況で、1月4日アジア時間早朝、FOMCの議事録が発表された。そこには、「トランプ次期政権はインフラ投資の拡大、減税、規制緩和などを実施する考えを示しており、景気が上振れする可能性が高い」と記されていた。利上げペースは遅くなるといった見通しからドル高見通しの修正を迫られた。

 一方、オフショア人民元市場では、1年以上にわたり、人民元の供給が少なくなっている。人民元は企業活動に使われる部分が大きく、市場参加者は人民元売りのための資金をインターバンク市場から調達せざるを得ない状況となっていた。

 香港、本土間で人民元のやり取りができないわけではない。ただし、長期資金はともかく、短期資金については監督管理が厳しく、簡単には資金移動ができない仕組みとなっている。

  • 円高? 円安? 先行き不透明な今の円相場で短期的に利益を狙う方法
  • 顧客満足度3年連続1位!餃子が大量にもらえるFX会社?
  • 2017年春号(3月1日発売号)

    大特集は〈平成ラストバブルの号砲〉。戸松信博氏、藤井英敏氏らがこれから大化け期待の個別株をランキング形式で紹介。西堀敬氏によるIPO投資の最新攻略ガイドの他、橘玲氏、森永卓郎氏らによる連載も充実。定価620円。お早めにお求めください。

    当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

    水上紀行ニュースフラッシュ

    2017年春号(3月1日発売号)

    大特集は〈平成ラストバブルの号砲〉。戸松信博氏、藤井英敏氏らがこれから大化け期待の個別株をランキング形式で紹介。西堀敬氏によるIPO投資の最新攻略ガイドの他、橘玲氏、森永卓郎氏らによる連載も充実。定価620円。お早めにお求めください。

    当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

    小学館雑誌定期購読小学館のプライバシーステートメント問い合わせ広告掲載について

    © Shogakukan Inc. 2017 . All rights reserved. No reproduction or republication without written permission. 掲載の記事・写真・イラスト等のすべてのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。