投資

【西松屋、Macbee Planet、山岡家】12月の好決算で注目の3社 軟調相場の中でも絶好調の業績が株価に反映される期待

【2】Macbee Planet(7095)

Macbee Planetの2024年4月期第2四半期決算資料より

Macbee Planetの2024年4月期第2四半期決算資料より

 LTV(顧客生涯価値)予測をもと、ウェブ広告による集客支援を展開している同社は12月14日に2024年4月期の第2四半期決算を発表。前年同期比で売上、利益とも2.2倍という驚愕の成長を発表した。

 この驚異的成長をバネに、売上、利益とも通期予想を上方修正し、当初予想していた最高業績をさらに上ブレさせる予想を出した。

 成長を牽引したものは連結子会社の業績躍進であり、同社も「子会社である株式会MAVEL の主要取引先である金融業界とウェルネス業界の顧客からの売上高が第1四半期以降も堅調に推移しただけでなく、株式会社 All Ads(旧株式会社ネットマーケティング)の売上が、当社のテクノロジーを提供することによるシナジー効果を得た」という声明を出している。

 本業の好調さだけでなく、M&A(合併・買収)において難しいとされているPMI(Post Merger Integration)と言われるM&A後の統合プロセスも順調に推進しているということで、総合的な経営力の強さを示した。

 これにより、決算翌日の株価は、前日比+3000円で+21.9%のストップ高となった。今年は年始こそ株価上昇トレンドになっていたが、4月には増資の発表もあり、それ以後の株価は乱高下が続き、7月以降は下落トレンドが続いていた。

 今回の決算は、M&AからのPMIの成功という、同社の新たな経営力を示す内容であり、今後、株価が一気に反転攻勢に転じることができるか注目したい。

【3】丸千代山岡家(3399)

丸千代山岡家が12月8日に発表した「2024年1月期11月度売上高速報及び概況等について」

丸千代山岡家が12月8日に発表した「2024年1月期11月度売上高速報及び概況等について」

 幹線沿いに人気豚骨ラーメンチェーン「ラーメン丸岡家」を展開していることで有名な同社は、12月11日に2024年1月期第3四半期決算を発表し、前年同期比で売上+42.5%、営業利益4.1倍、経常利益3.8倍という劇的な成長を発表した。通期の最終予想においても売上、利益ともに上方修正しており、特に、営業利益においては従来発表から+80%、経常利益は+76.2%、最終益2.1倍という驚愕の上方修正だったと言える。

 業績絶好調の背景として、来店客数は対前期比130%台を維持し、既存店売上高は20ヶ月連続で対前年を上回っていると発表している。

 昨今の物価高への対応として、一部商品の値上げを実施しているにもかかわらず、客足を伸ばしているところが同社の成長のポイントであったと言えるだろう。店舗数も着実に増えており、今後の同社の業績に注目が集まる。

 株価は決算翌日の12月12日には前日比+700円、+22.6%でストップ高となっている。今年の年初には1100円台だったが、1年で4倍以上の株価に成長している。業績を伸ばし続けている同社の今後の業績、株価に期待したい。

次のページ:まとめ

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。