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『無人航空機操縦士』『葬祭ディレクター』『愛玩動物看護士』など いま注目の“新しい資格”の難易度と期待収入

ドローンの操縦資格には民間資格と国家資格がある

ドローンの操縦資格には民間資格と国家資格がある

 いまや定年後も主婦も働く時代だが、物価上昇で家計は火の車。2024年は「本当に稼げる資格」で収入をアップし、人生後半戦を切り開きたいものだ。AIの台頭で廃れゆく資格が現れる中、いま注目の新しい資格を紹介しよう。

※各資格の試験概要や年収の目安は、2023年の情報を基にしています。2024年の詳細は、関係団体にお問い合わせください。

無人航空機操縦士(国家資格)

《国家資格にもなり、注目度アップ。映像系資格や測量士と併せて取得すると、年収アップ必至》

 ドローン(無人航空機)の操縦資格には民間資格と国家資格があり、ドローンを飛ばすだけなら免許や資格は必須ではないが、国家資格一等があれば飛行可能区域が広がるほか、飛行許可申請の手続きも少なくなるので仕事を得るのに有利。そのため、農業、物流、土木建設、インフラ点検、空撮などの多分野で今後有望となる。

 取得には、ドローンスクールで講習を受けてから指定試験機関で身体検査や学科試験を受ける方法と、いきなり試験を受ける方法がある。実地はドローンスクールで技術を磨くのが一般的。国家資格一等はかなりの難関だが、それよりも現実的な同二等の合格率は、50~60%程度。

【実施団体】一般財団法人日本海事協会(「無人航空機操縦者技能証明」)
【受験資格】16才以上
【試験実施頻度/時期】毎月
【費用】受験料/学科:一等9900円・二等8800円 、実地:一等2万2200円~・二等2万400円~(各種類で異なる)
【年収の目安】測量士は平均年収約480万円(2022年厚生労働省調べ)だが、ドローン測量の外注相場は4haで約50万円と高額であり、有資格者は収入アップが見込める。

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