キャリア

『無人航空機操縦士』『葬祭ディレクター』『愛玩動物看護士』など いま注目の“新しい資格”の難易度と期待収入

愛玩動物看護師(国家資格)

《獣医師だけが行える診療行為の一部を担える頼もしいペット資格》

 2023年に新設された“ペット看護師”ともいうべき国家資格。民間資格の動物看護師と違い、従来は獣医師だけに認められていたマイクロチップの挿入や採血、投薬など診療行為の一部を獣医師の指示のもと行え、診察・治療の補助から受付・会計業務も担える。動物病院や動物介護施設、ペットホテル、動物園などペット関連で活躍でき、高齢者間でニーズが高まるペットシッターになる際も有望。2023年の合格率は88.9%。

【実施団体】一般財団法人動物看護師統一認定機構
【受験資格】愛玩動物看護師養成の大学・養成所卒業者や業務5年以上で講習会受講の予備試験合格者など
【試験実施頻度/時期】年1回/2月
【費用】受験料2万7200円
【年収の目安】民間の動物看護師は年収約306万円だが、国家資格化で今後の上昇が期待大。

相続診断士(民間資格)

《大相続時代に注目! 争続にしない相続サポートに特化した民間資格》

「相続の相談が倍増する大相続時代を迎え、今後10年ほどが相続ビジネスのチャンスとなります」(高村さん)。需要が供給を上回りつつある中、専門的な知識を身につけた診断士のニーズは高い。

 また、不動産や生命保険業界に勤務する人が取得すれば、現業に生かせる。この資格単独での独立開業は厳しいが、弁護士や社会保険労務士などとタッグを組むとよい。知識のある受験者が多いため、合格率は90%以上。

【実施団体】一般社団法人相続診断協会
【受験資格】特になし
【試験実施頻度/時期】通年/初回は受験申込日の21日目以降~3か月先を予約(CBT受験=/Computer Based Testingの略、コンピューターに表示された問題にマウスやキーボードで解答する試験方式)
【費用】受験料:初回3万8500円
【年収の目安】弁護士や司法書士・税理士らが取得したり、士業と組んで真価発揮。平均年収は430万~560万円程度。

※女性セブン2024年2月1日号

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