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【4月から相続登記が義務化】親から相続する「実家の名義変更」の進め方を解説 4つのステップと費用の一覧

相続登記手続きのポイントを詳細解説(写真:イメージマート)

相続登記手続きのポイントを詳細解説(写真:イメージマート)

 この4月、「家の相続」のルールが大きく変わった。亡くなった親の不動産を受け継ぐ際の「相続登記」が義務化されたのだ。新ルールに対応した賢い「家の相続」とは──専門家が解説する。

 実家を処分せずに相続する場合、今後は相続登記が必須となる。実家の名義変更をどう進めるか、その手順を解説しよう。

【1】親が所有する不動産を把握する

 まずは被相続人(亡くなった親)が所有する不動産を把握することから始める。

 実家のみならば話はシンプルだが、子供が知らないところに親の不動産があることも珍しくない。司法書士・旭祐樹氏が語る。

「親宛てに届く固定資産税の納税通知書から、子供には縁もゆかりもない遠方の土地を所有していたことがわかることもあります。親の不動産の大まかな場所しかわからない場合、市区町村役場へ名寄帳を取りに行きましょう」

 名寄帳は市区町村が不動産の情報を所有者ごとにまとめた一覧表。1通あたりの費用は高くても300円で、相続人が閲覧・取得する場合は被相続人との関係がわかる戸籍謄本などが必要。固定資産税がかからない土地についても登録されているケースがあるため、詳細に不動産を調査したい場合に活用できる。

「面倒なのは不動産がある市区町村役場での手続きが必要ということ。ただ、2026年4月までに“名寄帳の全国版”といえる『所有不動産記録証明制度』がスタートします。全国どこからでも親の不動産の情報を取得できるようになります」(旭氏)

 固定資産税の納税通知書や名寄帳に記載された「固定資産税評価額」は後の法務局での手続きでも必要になるので確認をしておきたい。

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