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【注目トピックス 市況・概況】米国株見通し:弱含みか、中東リスクや引き締め継続にらみ売り先行

*13:41JST 米国株見通し:弱含みか、中東リスクや引き締め継続にらみ売り先行
(13時30分現在)

S&P500先物      5,006.00(-43.00)
ナスダック100先物  17,367.00(-180.25)

米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は大幅安、NYダウ先物は280ドル安。アジア株は急落し、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ

18日の主要3指数はまちまち。プラスを維持できずナスダックとS&Pは5日続落、ダウは22ドル高の37753ドルと小反発で取引を終えた。この日発表されたフィラデルフィア連銀製造業景気指数は予想外に強い内容となり、長期金利の上昇を背景に売りが先行。特に、前日に続きハイテクを中心に下げ、相場を圧迫した。半面、足元の下落により割安感の生じたディフェンシブへの買戻しが入り指数を押し上げる場面もあった。

本日は弱含みか。イランから報復を受けたイスラエルがさらに攻撃を加えたことで中東情勢の混迷は深まり、週末に向け幅広い売りが予想される。また、インフレ再加速を背景に連邦準備制度理事会(FRB)当局者からタカ派的な見解が相次いでおり、引き締め的な現行政策の継続を警戒した売りも出やすい。一方、前日の決算発表でネットフリックスの好収益が示されたが、今後の会員数の減少を見込んだ売りが強まるか注目される。

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