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【元横綱・白鵬の窮地】宮城野親方が“失う収益” 伊勢ヶ濱部屋に転籍で年4000万円の収入ダウン、当面閉鎖が5年続けば2億円を失うことに

部屋の当面閉鎖となり、宮城野親方への影響は大きい

部屋の当面閉鎖となり、宮城野親方への影響は大きい

 元幕内・北青鵬の暴力問題で春場所で師匠代行を立てていた宮城野部屋だが、3月28日の日本相撲協会理事会で「4月以降は当面閉鎖とし、宮城野親方(元横綱・白鵬)や20人の所属力士ら全員が伊勢ヶ濱部屋へ転籍する」ことが正式に決まった。この決定により、宮城野親方が“失う収益”も非常に大きいものになるという

 2月の臨時理事会では、宮城野親方は委員から年寄への2階級降格と3か月の20%報酬減額の処分が下っていた。

 新しく広報部長に就任した佐渡ヶ嶽親方(元関脇・琴ノ若)は「制裁を与えているわけではない。あくまでも一時預かりだ」として、「毎場所、浅香山理事(元大関・魁皇)、伊勢ヶ濱親方(元横綱・旭富士)から執行部が状況の報告を受ける」としている。

 預かり期間は未定。伊勢ヶ濱親方が来年7月9日に65歳の定年を迎えるため、「来年5月の夏場所後が目途ともされているが、かつて木瀬部屋が再興を認められた時は閉鎖の2年後だった。今回は長ければ5年、10年のスパンになる可能性もゼロではない」(若手親方)とみられている。

 再興の可能性は残されているとはいえ、宮城野親方にとっては失うものが大きい。金銭面での損失も決して小さくない。

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