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【注目トピックス 経済総合】メキシコペソ円今週の予想(4月22日) サンワード貿易の陳氏(山崎みほ)

*17:23JST メキシコペソ円今週の予想(4月22日) サンワード貿易の陳氏(山崎みほ)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター山崎みほの気になるレポートです。今回は、メキシコペソ円についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、『メキシコペソ円は、日墨の金利差を背景に押し目買いが継続し、急落の後の値固め局面となろう』と述べています。

続けて、『先週末の東京時間に、イランの首都南部やシリア、イラクで同時多発的に爆発音が複数観測されたとの報道が流れ、イスラエルによる報復が開始されたと観測された。イランの核関連の事施施設が攻撃を受けた可能性もあるとの見方から、市場は一気にリスクオフに転じ、有事のドル買い、円買いが起こり、その影響でメキシコペソ円は9.0円から一気に8.38円まで、およそ1.2%も急落した』と伝えています。

ただ、『その後の報道で、米政府高官から「イスラエルがイランの核施設を標的にしていないことを確認」「イランの核施設は無傷のまま」との発言があり、イラン国営通信も、イスファハン州にある複数の核施設は被害を受けていないと報道した。イラン側もイスラエルの攻撃はたいしたことはないとして、報復措置に関しては自制する姿勢を見せた。急速にリスクオフモードは後退し、ペソも買い戻され、9円に戻して週を終えた』と言及しています。

次に、『メキシコ中央銀行は3月21日の会合で政策金利を0.25%引き下げて11.00%に決定したが、中銀副総裁はこれが利下げサイクルの始まりでないと述べている』とし、『3月のメキシコ消費者物価指数(CPI)は前年同月比4.42%上昇と伸び率は2月の4.40%をわずかに上回ったものの、予想(4.50%)は下回った。インフレの減速スピードは緩く、積極的に利下げする状況にはないようだ。19日には改めて、政策金利が予想より長期間、現行水準に維持される公算が大きいという認識が示された。他の中銀当局者も根強いインフレには依然として慎重な金融政策が必要と発言した』と伝えています。

こうしたことから、陳さんは、メキシコペソ円の今週のレンジについては、『9.00円~9.40円』と予想しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の4月23日付「メキシコペソ円今週の予想(4月22日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 山崎みほ

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