株価暴落を爆益につなげるための10カ条
はっしゃん式スロートレード法はいかがでしたか。たとえロジックや再現性が合理的であっても、実際に株価暴落と対峙して決断するのは相当な勇気がいるものです。
ここでは、はっしゃんが日頃から意識している投資家としての哲学を「株価暴落を爆益につなげるための10カ条」としてまとめました。暴落に際して勇気を持って買うための心得として参考にしてください。
第1条 自分で探した銘柄、好きな銘柄、買いたい銘柄を投資対象とする
第2条 これからの日本や世界をよくする企業、業績に裏付けのある成長企業にこだわる
第3条 株価暴落は予測できない。備えにキャッシュを確保しておく
第4条 暴落で売らされる投資家ではなく暴落を買い支えられる側の投資家になる
第5条 株価暴落の原因を「恐怖」と「実現した悪材料」に分解して考える
第6条 企業価値を理論株価で考える。株価暴落でも本質的な企業価値は変わらない
第7条 戻らない株価暴落はないし株価暴落は10倍株の起点になる
第8条 含み益銘柄を10年保有して10倍株に。含み損銘柄は一切持たないようにする
第9条 投資家がリスクを取って資金を投じることで新しい企業が育ち社会が変わっていく
第10条 株式投資を通じて投資家として人間として成長し続けることを目標にする
「少しばかりのお金を手に入れたい」という思いが株式投資のスタート地点であったとしても、繰り返し株価暴落やそのほかのイベントを経験することで次第に考え方、視座が変わってきます。特に株価暴落は、自分が何のために投資しているのかを考え直すよい機会となることでしょう。そして、株価暴落は絶好の投資チャンス、投資家としても絶好の成長機会であると前向きに捉えましょう。
■前回記事：《資産3億円超の億り人・はっしゃん氏が“投資の極意”を開陳 暴落時に割安成長株を仕込み「10年で株価10倍」を狙う「スロートレード法」の4つのステップ》から読む
※はっしゃん著『株の爆益につなげる「暴落大全」』（KADOKAWA）より一部抜粋して再構成。なお、はっしゃん氏がいま注目する具体的な銘柄については、関連記事《はっしゃん氏が厳選！トランプ相場で期待大の「円高メリット・内需株10」 スーパー、ドラッグストア、IP関連ほか「長く右肩上がり」の企業は“今が買い”と分析》にて紹介している。
【プロフィール】
はっしゃん／投資家VTuber、ITエンジニア投資家。サラリーマン時代に従業員持株会から投資を始め、投資歴は30年。リーマンショックなどで資産を減らすこともあったが、決算分析・理論株価・四季報・月次情報などを武器に30代で資産1億円を達成。2019年、サラリーマンを卒業し、独立起業。著書に『普通の会社員でも10万円から始められる! はっしゃん式 成長株集中投資で3億円』(総合法令出版)、『株で資産3.6億円を築いたサラリーマン投資家が教える 決算書「3分速読」からの“10倍株”の探し方』（KADOKAWA）、『月次情報で“伸びる前”に買う 割安成長株投資入門』（パンローリング株式会社）など。現在はVTuberとして【株Biz】勉強会など主宰。
