*01:11JST 【市場反応】ECB予想通り利下げ、ラガルド総裁はサイクル終了に近づいたと言及、ユーロ買戻し
欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で市場の予想通り、政策金利の0.25%利下げを決定した。声明では、「特別な金利軌道を事前に公約しない」とし、「インフレが持続的に中期目標2%維持することを確実にしていくことを公約する」と再表明。また、データ次第で各会合で政策決定のアプローチを続けると繰り返した。本年のインフレ見通しは引下げた。
その後、ラガルド総裁が会見で、本日の利下げにより、サイクル終了に近づいたとの見解を示しユーロの買戻しが優勢となった。
ユーロ・ドルは1.1420ドルから1.1495ドルまで上昇。ユーロ・円は163円37銭から164円67銭まで上昇し、5月14日来のユーロ高、円安。ユーロ・ポンドは0.8412ポンドから0.8447ポンドまで上昇した。
【金融政策】
・欧州中央銀行(ECB)
・主要政策金利を0.25ポイント引き下げ2.15%に決定
・預金ファシリティ金利(中銀預金金利、下限)を0.25ポイント引き下げ2.00%に決定
・限界貸出金利(上限)を0.25ポイント引き下げ2.40%に決定
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