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【TOEIC替え玉受験】逮捕された中国籍の京大院生について新証言「彼は一生困らないほどの報酬を得た」「運営側にマークされていた」…事件後も懲りない中国カンニング業者の呆れた実態

「5月18日のTOEICに向けて練習のために(スマートウォッチに)メッセージを送りました。コインサイズのスマートウォッチなのでバレにくいです。皆さん安心してくださいね」

「5月18日のTOEICに向けて練習のために(スマートウォッチに)メッセージを送りました。コインサイズのスマートウォッチなのでバレにくいです。皆さん安心してくださいね」

「個人的に仕事を請け負っていた」

 替え玉受験を希望すると告げてみたところ、「しばらく替え玉受験は行なう予定はありません」と返答があった。現在この業者が提供している点数保証はJLPT、EJU、TOEFLの3つの試験のみだという。TOEICの点数保証について詳細を聞く流れのなかで、意外な答えが返ってきた。

「事件(京大留学生逮捕)の影響もありTOEICの点数保証の受付は一旦取り止めています。逮捕された学生は実は弊社からの案件も請け負っていたんです。今、彼には弁護士を手配して対応しているところです。彼はこの数年で一生困らないほどの報酬を得たと思いますよ。

 今回の事件で恐らく強制送還となり中国に帰国することになります。ただ、弊社は彼と秘密保持契約を締結しているので、これまでの案件に関する受験生などの情報が外部に漏れることはありません」

 さらにこの女性はこう続けた。

「彼は弊社以外の業者からも替え玉受験を請け負っていました。また、我々のような業者を通さず個人的にも仕事を請け負っていたんです。毎月のように特定の会場で受験をしていたので運営側に顔を覚えられてしまいマークされていたようです。

 こうした事件が起こってしまったため、しばらく替え玉受験の業務は中止することにしたのです。状況を見つつ数か月以内に再開出来ればと思っています」

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