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FiscoNews

【注目トピックス 日本株】POPER—2Qも2ケタ増収・大幅な増益、通期業績予想の上方修正を発表

*19:32JST POPER---2Qも2ケタ増収・大幅な増益、通期業績予想の上方修正を発表
POPER<5134>は12日、2025年10月期第2四半期(24年11月-25年4月)決算を発表した。売上高が前年同期比46.7%増の6.91億円、営業利益が同405.4%増の1.18億円、経常利益が同432.7%増の1.17億円、中間純利益が同965.6%増の1.36億円となった。

学習塾領域において、中小規模の学習塾向けに開催している経営セミナーが平均参加者数200名以上と好調に推移しており、これが順調に新規顧客獲得の強力な牽引役となっている。Web広告等においてもPDCAサイクルを回すことで集客から商談化への転換率を継続的に向上させ、効率的な顧客獲得モデルを確立している。一方、大手学習塾においては、「ComiruPRO」の導入と基幹システム等の有償開発をセットにした提案に加え、「ComiruERP」への引き合いが前年度から継続して増加しており、現状18社との商談が進行している。また、2025年1月にリリースした新サービス「ComiruPay」は、当中間会計期間末時点で169社からの申し込みを獲得し、順調な滑り出しを見せている。「BIT CAMPUS」においては、引き続き安定したサービスを提供しつつも、顧客からの要望に応じて「Comiru」のトライアル運用も開始した。さらに、ティエラコムが経営する個別指導部門に対して全面的に「Comiru」を導入する等、両事業の連携によるシナジー効果が徐々に発揮している。

学習塾以外の習い事領域(英会話教室、プログラミングスクール、書道教室等)においては、活用事例の共有や業界特化型のセミナーの開催等の戦略的なマーケティング施策により、新規顧客の獲得を順調に伸ばしている。これは、同社のSaaS事業が幅広い教育サービスに適用可能であることを証明しており、事業領域の多角化と成長機会の創出を推進している。

公教育の学校領域においては、2024年度に続き、2025年度も八千代市、習志野市、及び大阪市教育委員会において、部活動地域移行に関するコミュニケーションツールの提供を継続する予定となっている。これは、地域社会における教育DX推進への貢献を示すものであり、「Comiru」が公教育現場での課題解決に貢献できる可能性を示している。さらに、今年度の千葉県教育委員会の「業務改善DXアドバイザー配置事業に関する業務委託」プロジェクトにおいて、引き続き受託者であるマイナビの専門アドバイザーとして、各市町村及び対象校の校務DX化推進にサポートする予定。

2025年10月期通期については、同日、業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比26.1%増(前回予想比2.3%増)の13.50億円、営業利益が同105.2%増(同50.2%増)の1.50億円、経常利益が同109.4%増(同52.2%増)の1.47億円、当期純利益が同42.0%増(同41.9%増)の1.18億円としている。

<AK>

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