*04:00JST 6月20日のNY為替概況
20日のニューヨーク外為市場でドル・円は145円44銭へ弱含んだのち、145円96銭まで上昇し、引けた。
米6月フィラデルフィア連銀製造業景況指数が予想を下回りドル売りが優勢となったのち、イランが欧州諸国との会談でウラン濃縮制限を協議する用意あるとしたほか、欧州とさらなる対話の準備あるとしたため、イスラエル・イラン対立において、外交的な解決期待にリスク回避の円買いが後退した。
ユーロ・ドルは1.1495ドルまで下落後、1.1544ドルまで上昇し、引けた。
ユーロ圏・6月消費者信頼感指数速報値が予想外に低下したためユーロ売りが優勢となったのち、中東情勢の悪化懸念の緩和でドル売りが優勢となった。
ユーロ・円は167円55銭から168円31銭まで上昇。
ポンド・ドルは1.3511ドルへ上昇後、1.3454ドルまで反落。
ドル・スイスは0.8186フランへ上昇後、0.8163フランまで下落した。
[経済指標]
・米・6月フィラデルフィア連銀製造業景況指数:―4.0(予想:-1.5、5月:-4.0)
・米・5月景気先行指数:前月比-0.1%(予想:-0.1%、4月:-1.0%)
・カナダ・4月小売売上高:前月比+0.3%(予想:+0.4%、3月:+0.8%)
・ユーロ圏・6月消費者信頼感指数速報値:-15.3(予想:-14.9、5月:-15.2)
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