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FiscoNews

【寄り付き概況】日経平均は34円高でスタート、ルネサスや日本製鉄などが上昇

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;39796.75;+34.27TOPIX;2825.46;-0.58

[寄り付き概況]

 3日の日経平均は34.27円高の39796.75円と3日ぶり反発して取引を開始した。前日2日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は10.52ドル安の44484.42ドル、ナスダックは190.24ポイント高の20393.13で取引を終了した。ADP雇用統計が予想外に減少したため、景気減速が警戒され寄り付き後、下落。その後、半導体のエヌビディア(NVDA)などの反発がけん引しナスダックは上昇に転じた。通商交渉進展やトランプ政権の大型減税成立期待にダウも下げ止まり。トランプ大統領がベトナムと関税政策を巡り合意に達したと明らかにすると、相場は一段高、ダウは下げ幅を縮小した。
ナスダックやS&P500種指数は過去最高値を更新し終了した。

 今日の東京株式市場は、やや買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は小幅に5日ぶりに反落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が0.94%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1.88%上昇したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。また、日経平均が昨日までの2日間で720円あまり下落しており、押し目待ちや自律反発狙いの買いが入りやすかった。一方、昨日の海外市場で米長期金利が強含みで推移したことが東京市場の重しとなった。また、引き続き日米関税交渉の先行き不透明感が意識され、投資家心理を慎重にさせたこともあり、寄り後、日経平均は下げに転じた。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は6月22-28日に国内株を2週ぶりに買い越した。買越額は6513億円だった。今日は参議院選挙が公示され、今月20日の投票に向けて選挙戦が始まる。

 セクター別では、その他製品、鉄鋼、非鉄金属、機械、銀行業などが値上がり率上位、医薬品、電気・ガス業、情報・通信業、その他金融業、倉庫運輸関連などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ルネサス<6723>、キオクシアHD<285A>、フジクラ<5803>、日本製鉄<5401>、ソシオネクスト<6526>、JX金属<5016>、JFE<5411>、ファーストリテ<9983>、任天堂<7974>、アシックス<
7936>、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>、三井住友<8316>などが上昇。他方、東電力HD<9501>、良品計画<7453>、ニトリHD<9843>、ソフトバンクG<9984>、カプコン<9697>、伊藤忠<8001>、第一三共<4568>、KDDI<9433>、日立<6501>、NTT<9432>、三井E&S<7003>、ソフトバンク<9434>などが下落している。

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