*12:23JST 株式会社JRC:2026年2月期第1四半期決算説明文字起こし(3)
JRC<6224>
第1四半期の実績としましては、前期に実行しましたM&Aによる業績寄与が本格化し、売上利益ともに大きく成長いたしました。
特に営業利益率につきましては、20.6%の水準にまで高まっております。
コンベヤ事業につきましては、堅調なソリューションや旺盛なリプレイス需要に加え、高橋汽罐工業を中心としたメンテナンスが好調に推移したことから、セグメント利益率が31.9%まで拡大いたしました。
環境プラント事業につきましては、期初計画時点で下期偏重の業績を想定していたことから、セグメント利益としては前年同期比で弱含むものの、向井化工機が好調に推移したことから、計画比では売上利益ともに上回りました。
ロボットSI事業につきましては、食品業界向け案件の期ズレの影響を受けるものの、前年同期比で大きく成長いたしました。
これらの好調な実績を踏まえ、2026年2月期上期業績予想を修正するとともに、中間配当を1株当たり13円から14円への修正を予定しております。
次に、2026年2月期 第1四半期決算の概要についてご説明いたします。
第1四半期連結業績のハイライトとしましては、前期に実行しましたM&Aによる業績寄与が期初の計画以上で推移したことから、売上高は前年同期比44.1%の増加、営業利益は前年同期比175.4%の増加となりました。
第1四半期の事業計画に対しては、売上高の達成率が112.3%、営業利益の達成率が317.7%と、それぞれ高水準で推移いたしました。また引き続き当期においても、積極的なM&A展開に向けた取り組みを行っております。
四半期会計期間の連結業績につきましては、各事業における原価低減のための取り組みと、高橋汽罐工業ならびに向井化工機の好調な業績が加わり、売上総利益率が41.3%と大きく改善したことで、営業利益率が20.6%まで高まりました。
以上の結果、2026年2月期 第1四半期連結業績は、
売上高 33億9千4百万円(前年同期比+44.1%)
営業利益 7億円 (前年同期比+175.4%)
経常利益 6億7千3百万円(前年同期比+160.2%)
当期純利益 5億1千6百万円(前年同期比+110.6%)
となりました。
株式会社JRC:2026年2月期第1四半期決算説明文字起こし(4)に続く
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