*05:59JST NY株式:NYダウは316ドル安、ハイテクが支援
米国株式市場はまちまち。ダウ平均は316.38ドル安の44693.91ドル、ナスダックは37.94ポイント高の21057.96で取引を終了した。
主要企業決算を受け、寄り付き後、まちまち。一部企業決算を嫌気した売りや、週次失業保険申請件数が4月来の低水準に達し労働市場の底堅さが示され、利下げ観測が後退するとダウは一段安となった。半導体のエヌビディア(NVDA)の上昇がけん引しナスダックは終日堅調に推移し、連日で過去最高値を更新し、まちまちで終了。セクター別では不動産管理・開発、電気通信サービスが上昇した一方、自動車・自動車部品が下落した。
エネルギー会社のシェブロン(CVX)はトランプ政権がベネズエラでの創業家再開を承認する可能性が報じられ、上昇。鉄道会社のユニオン・パシフィック(UNP)とノーフォーク・サザン(NSC)は合併を協議していることが報じられそれぞれ下落。メキシコ料理レストランチェーンのチポトレ(CMG)は既存店売上予想を引下げ、下落。
ヘルスケアのユナイテッドヘルス(UNH)は司法省が同社のメディケア(高齢者向け公的医療保険)業務を巡る捜査が行われていることを明らかにし、下落。航空会社のアメリカン航空(AAL)は第2四半期決算で減益、通期見通しを下方修正し、売られた。
半導体のインテル(INTC)は取引終了後に四半期決算を発表。予想を上回った内容で、時間外取引で、買われている。
(Horiko Capital Management LLC)
<ST>