*09:15JST 日経平均は197円安、寄り後はもみ合い
日経平均は197円安(9時15分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことや、海外市場で米長期金利が上昇したことが、東京市場の株価の重しとなった。また、石破首相の進退や総裁選前倒しを巡り先行き不透明感が意識され、投資家心理を慎重にさせた。一方、昨日の米株式市場で主要指数が下落したが、米国で発表された8月の米ISM製造業景況感指数が予想を下回ったものの、7月から改善したことを受け、米経済が底堅く推移しているとの見方が広がり、東京市場で安心感となった。また、昨日の日経平均が下値支持線として意識される25日移動平均線近辺で下げ止まったことから、株価の下値は堅いとの見方もあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均はもみ合いとなっている。
<SK>