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FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】米国株見通し:下げ渋りか、雇用情勢改善もインフレにらみ

*13:29JST 米国株見通し:下げ渋りか、雇用情勢改善もインフレにらみ
(13時30分現在)

S&P500先物      6,521.00(+10.25)
ナスダック100先物  23,743.50(+75.50)

米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は19ドル高、米金利は低水準に沈み、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。

4日の米株式市場は主要3指数が揃って上昇。ダウは350ドル高の45621ドルと反発し、S&P500は終値で最高値を更新、ナスダックも堅調だった。背景には、ADP全米雇用報告や新規失業保険申請件数が予想を下回り、労働市場の軟化を示したことがある。早期利下げ期待が高まり、金融やハイテクを中心に幅広く買いが入った。セールスフォースは決算で売上高見通しが市場予想を下回り下落。ただ、主力のハイテクが買われ、相場を押し上げた。

本日は下げ渋りか。焦点となる今晩の米8月雇用統計で雇用の改善幅が予想を大きく上回れば、今月開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ観測が一服し、株式市場にはまとまった売りが出やすい。逆に悪化すれば利下げを確実視した買いが優勢となり、金融株やハイテク株の支援材料となり得る。また、市場予想通りにとどまれば反応は限定的だが、生産者物価指数(PPI)や消費者物価指数(CPI)を来週に控えるため、積極的な買いは抑制されやすい。

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fisco

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