ほか、今週はしまむら<8227>などをはじめとして。小売企業の6-8月期決算発表がスタートする。決算数値のみならず、値上げや値下げなどの動向にも注意を払いたい。また、月替わりで9月の月次動向も多く発表されてくる。2月決算企業にとっては下期のスタート月でもあるため、特に上半期好決算発表企業などは評価が高まりやすくなっていこう。加えて、小売企業にとっては中国の国慶節入りもインバウンド需要の拡大期待につながるため、中国人観光客の動向は材料視されてきそうだ。なお、決算発表では、製造業の7-9月期決算の先行指標となる安川電機<6506>などにも注目が集まる公算。
来週はノーベル賞の発表ウイークとなる。関連銘柄への先回り的な動きなども注目しておきたい。
今週にかけて、国内では30日に日銀金融政策決定会合の「主な意見」(9月18-19日開催分)、8月鉱工業生産、8月商業動態統計、10月1日に9月日銀短観、2日に9月マネタリーベース、9月消費者動向調査、3日に8月失業率・有効求人倍率などの発表が予定されている。なお、4日には自民党総裁選の投開票が行われる。
海外では、29日に欧・9月ユーロ圏消費者信頼感、米・8月中古住宅販売成約契約、30日に中・9月製造業PMI、9月非製造業PMI(ともに国家統計局)、9月製造業PMI、9月サービス業PMI(ともにレーティングドッグ)、米・7月FHFA住宅価格指数、7月S&Pケースシラー住宅価格指数、8月JOLTS求人件数、9月コンファレンスボード消費者信頼感指数、10月1日に欧・9月ユーロ圏消費者物価指数、米・9月ADP雇用統計、9月ISM製造業景気指数、9月自動車販売台数、2日に欧・8月ユーロ圏失業率、米・8月製造業受注、新規失業保険申請件数、3日に米・9月雇用統計、9月ISM非製造業景気指数などが発表予定。なお、10月1日から8日まで中国市場は国慶節のため休場となる。