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会社員としてキャリアを積み重ねながら株式投資で成功し、30歳にしてFIRE（経済的自立と早期リタイア）を実現した“億り人”のゆずさん。20代で投資を始めた時の元手は300万円だったが、2年余りで億り人の仲間入りを果たし、30代後半にして現在の資産は数億円だという。資産を短期間で増せたのは、「日本一詳しい」と自負するゲーム銘柄への集中投資だった。そのゆずさんは、「現時点でゲーム株はオススメできません」と語る。
「昨年から今年にかけて、ゲーム業界には好材料が2つありました。1つは昨年6月、政府がアニメ、ポップカルチャーをこれからの日本の基幹産業に位置づける『新たなクールジャパン戦略』を打ち出したことです。もう1つは、今年6月に任天堂が2017年の『Nintendo Switch』以来となる『Nintendo Switch2』を発売し、ゲームメーカーもSwitch2用のゲームを数多くリリースしたことです。そのおかげで今年のゲーム業界の業績は軒並み上向いているのですが、この好材料もすでに消化され、むしろゲーム株には割高感が生まれているのです」（以下「」内はゆずさんのコメント）
そんななか、ゆずさんが「固有の特別な理由から化けるのでは」と注目している3銘柄を紹介する。
