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【注目トピックス 日本株】システムインテグレータ—2Qは2ケタ増収・大幅増益、主力のERP事業が2ケタ増収増益に

*14:49JST システムインテグレータ---2Qは2ケタ増収・大幅増益、主力のERP事業が2ケタ増収増益に
システムインテグレータ<3826>は15日、2026年2月期第2四半期(25年3月-8月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比22.3%増の27.25億円、営業利益が同219.3%増の2.55億円、経常利益が同154.6%増の2.50億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同175.6%増の2.06億円となった。

ERP事業の売上高は22.88億円(前年同期比28.4%増)、セグメント利益は4.63億円(同40.9%増)となった。
Web-ERP「GRANDIT」、クラウド型「SAP Cloud ERP」、SCMパッケージ「mcframe」の3つのソリューション展開により新規顧客からの引き合いは堅調に推移し、受注は期初計画を上回った。導入案件の順調な進捗に加え、周辺インフラの同時導入も伸長した。

Object Browser事業の売上高は4.20億円(前年同期比6.6%増)、セグメント利益は1.64億円(同1.9%減)となった。「OBPM Neo」のMRRが増加したことで増収となったものの、オープンソースデータベースMySQLに対応した「SI Object Browser」製品の開発投資に伴い減益となった。DB開発支援ツール「SI Object Browser」は、マルチデータベースに対応した幅広いエンジニア向けの開発支援ツールとして、AI機能の強化なども行い開発生産性を更に高める製品として販売数を伸ばす。また、統合型プロジェクト管理ツール「OBPM Neo」は、今後も機能強化を通じてプロダクト競争力を一層向上させる。並行して、これから本格的に開始する予定の「プロジェクト管理研修サービス」との連携を深め、その相乗効果を新規顧客の獲得と既存顧客へのアップセル拡大につなげる。

AI事業の売上高は0.15億円(前年同期比54.2%減)、セグメント損失は0.16億円(前年同期は0.17億円の損失)となった。新たなサービスの立ち上げに注力したことで一時的に減収となったが、中長期的には収益基盤が強化されるためAI事業の成長に寄与する見込みである。

2026年2月期通期の連結業績予想について、売上高が前期比15.3%増の55.00億円、営業利益が同65.7%増の4.50億円、経常利益が同32.3%増の4.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同56.3%減の2.55億円とする期初計画を据え置いている。

<NH>

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