*00:37JST 【市場反応】英中銀は政策金利据え置き決定、12月の利下げ示唆、ポンド売り買い交錯
英中銀は金融政策決定会合で市場の大半の予想通り政策金利を4%で据え置くことを決定した。5対4で決定。金融政策委員会(MPC)メンバー4人は3.75%の利下げを主張し、委員の見解の相違が明らかになった。中銀はガイダンスを変更し、「金利は今後も緩やかな低下傾向を続ける可能性が高い」とし、追加利下げに慎重なアプローチをとるとの文言を削除した。結果を受けて12月の利下げ観測が強まった。
ハト派据え置きで一時ポンド売りが強まった。その後、一部では0.25%予想もあったため、据え置き決定を受けポンドの買戻しが強まった。ポンド・ドルは1.3060ドルまで下落後、1.3125ドルまで上昇。ポンド・円は201円38銭まで上昇後、ドル・円の下落に連れ200円53銭へ反落した。ユーロ・ポンドは0.8818ポンドまで上昇後、0.8795ポンドまで反落した。
【金融政策】
・英・イングランド銀行(英中央銀行):政策金利据え置き4.00%(予想4.00%、前回4.00%)
「5対4で決定。金融政策委員会(MPC)メンバー4人は3.75%の利下げを主張」
「9月のインフレ率がピークとなる可能性が高い」「金利は今後も緩やかな低下傾向を続ける可能性が高い」
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