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FiscoNews

【本日の注目個別銘柄】日ケミコン、カナデビア、板硝子など

<9684> スクエニHD  3214  +192大幅反発。前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は182億円で前年同期比76.7%増となり、市場予想を60億円ほど上振れた。第1四半期の同16.8%減からも急回復した。通期予想の410億円は据え置いたが、進捗率は66.5%の水準となり、上振れ期待が高まる状況に。なお、構造改革に伴う組織再編費用を特別損失に計上するとして、通期純損益は従来の287億円から169億円に下方修正した。

<6963> ローム  2051  -319急落。前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は74.6億円で市場予想を30億円ほど上振れる着地になっている。一方、通期予想は従来の40億円から50億円に上方修正しているが、コンセンサスは120億円ほどであり、大幅な上方修正が期待されていた中、極めて小幅な修正にとどまり、ネガティブなインパクトにつながっている。下半期は売上高の減少、原材料費上昇の影響などが想定されているもよう。

<5202> 板硝子  436  -85急落。前日の取引時間中に上半期決算を発表し、その後ストップ安まで売れたが、本日も一段安の格好になった。営業利益は120億円で前年同期比17.3%増となり、従来計画を20億円ほど上振れたものの、市場予想は10億円ほど下振れた。また、米国関税の影響による自動車用ガラスの輸出数量に影響が出ていること、アジアの太陽電池パネル用ガラスの減速を織り込み通期予想は据え置き。業績上振れ期待が後退する形に。

<6976> 太陽誘電  3645  -700ストップ安。前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は58.8億円で前年同期比18.9%増となり、通期予想は従来の160億円から180億円に上方修正した。ただ、実績値、上方修正値ともに市場予想並みの水準であり、為替前提の変更によるプラス効果を考慮すれば、実質下方修正とも受け止められる状況に。足元で株価が上昇傾向を強めていたこともあり、出尽くし感が優勢となったようだ。

<2802> 味の素  3623  -700ストップ安。前日に上半期決算を発表。事業利益は868億円で前年同期比0.2%減、第1四半期の同9.7%増から減益に転じる形となった。通期予想の1800億円は据え置いたものの、達成ハードルは高まったとの見方になった。調味料・食品や冷凍食品が苦戦する形に。一方、発行済み株式数の3.09%に当たる3000万株、800億円を上限とする自社株買いの実施を発表、追加的な実施となる。

<7004> カナデビア  927  -220急落。前日に上半期の決算を発表、営業損益は77.8億円の赤字となり、前年同期比109億円の損益悪化となっている。また、通期営業利益予想は従来の270億円から180億円、前期比33.2%減にまで下方修正。コンセンサスは従来会社計画をやや上回る水準であった。国内外での環境事業の収益悪化が主因。不適切行為の影響による下振れはある程度想定されていたものの、修正幅は想定以上に大きいとの見方が優勢に。

<7826> フルヤ金属  3100  +338急伸。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は34.1億円で前年同期比23.1%増となり、通期予想は従来の75億円から100億円、前期比4.8%増に引き上げている。データセンター需要を主因として電子部門、薄膜部門が順調に推移しているほか、サプライチェーン支援部門なども想定を上回る見通しのようだ。つれて、年間配当金計画も60円から75円に引き上げに引き上げている。

<6997> 日ケミコン  1191  -316急落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は9.6億円で前年同期比48.3%減となり、従来予想の12億円を下振れる着地になっている。つれて、通期予想は従来の75億円から40億円、前期比6.9%増に下方修正。産業機器関連市場及び自動車関連市場において、想定よりも需要の回復が遅れているもよう。下半期の下方修正幅が大きく、先行き不透明感を残す形にもなっている。

<6098> リクルートHD  8487  +1176急騰。前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は1598億円で前年同期比12.6%増となり、市場予想を100億円強上振れたとみられる。通期予想は従来の5400億円から5660億円、前期比15.4%増に上方修正。米国における求人件数の減少傾向が続く中、想定以上の好決算を受けてポジティブな評価が優勢になっている。求人投稿当たり単価の上昇がドルベース売上高の拡大につながる格好のようだ。

<3110> 日東紡  9780  +1500ストップ高比例配分。前日に上半期の決算を発表、営業利益は94.5億円で前年同期比28.7%増となり、通期予想は従来の170億円から190億円、前期比15.5%増に上方修正している。また、固定資産の譲渡に伴う特別利益の計上を発表、つれて、通期純利益は130億円から375億円にまで上方修正している。未定としていた年間配当金を114円にすることも発表、前期比では8円の増配となる。

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