*16:07JST 新興市場銘柄ダイジェスト:オンコリスは急伸、Welbyがストップ高
<7722> 国際計測 770 +58
急反発。前週末の大引け後に、2026年3月上期決算を発表、売上高は前年同期比22.5%増の6,946百万円、営業損益は同4.1倍の992百万円で着地した。部品等の供給不足に伴う製品製造期間の長期化や客先との納期調整は継続しているも のの、アジアのタイヤメーカーを中心としたバランシングマシンの売上検収が増加したようだ。通期の売上高は14,000百万円(前期比6.0%増)、営業利益1,500億円(同23.9%増)を見込む。
<3726> フォーシーズ 503 +24
大幅続伸。本日12時30分ごろ、Web3.0×第一次産業プロジェクト始動記念となる株主優待を発表した。2025年12月末日時点で10単元(1000株)以上を保有する株主を対象に、お米10キログラムを贈呈する。なお、同記念優待については今回限りの実施となる。美と健康、第一次産業を支援する同社にとって、昨今の社会情勢及び同社の経営状況下においても株主の生活に少しでも貢献できればとの思いからの追加の株主優待となる。本記念優待品につきましては、今回限りの実施となるようだ。
<4438> Welby 360 +80
ストップ高、本日、PHRソリューションの企画・開発・推進を行うグループ会社である株式会社Welbyヘルスケアソリューションズ(WHS)がNTTドコモの100%子会社である株式会社ミナカラと業務提携を締結したと発表した。本提携を通じて、両社は健保組合などの保険者向けの重症化予防施策の強化プログラムとして、オンライン上での医療アクセスからオンライン服薬指導・調剤薬の宅配での受け取りまでを一貫してサポートする新たな仕組みを共同で推進していくようだ。2025年度内に複数の健康保険組合での導入を目指し、オフィス勤務者やリモートワーカーなど、働く世代の健康維持・増進を支援していく。
<4588> オンコリス 985 +134
急伸、前週末の大引け後に、2025年12月期第3四半期決算を発表、売上高は前年同期比9.0%減の28百万円、営業損益は1,571百万円の赤字で着地した。ただ、7-9月期単体の営業損益は304百万円の赤字(前年同期は437百万円の赤字)に赤字幅が縮小した。同社は未だ安定した収入基盤は小さく、OBP-301の国内販売提携契約に伴うマイルストーン収入の有無や、Transposon社によるLINE-1阻害剤OBP-601の開発イベント達成や同社のIPOやM&Aなどのコーポレートアクションにより発生するマイルストーン収入の有無によって大きく変動する。通期業績予想は非開示。
<3773> AMI 1048 -9
続落。前週末の大引け後に、2026年3月期上期決算を発表、売上高は前年同期比0.3%増の3,175百万円、営業利益は同30.4%減の490百万円で着地した。各企業で生産性向上に生成AI等のAI技術を活用するニーズの高まりを背景に、そのインターフェースとなるAI音声認識AmiVoice APIの利用や、AI音声認識AmiVoice の各種製品やサービスの導入・利用の継続が堅調に推移。ただ、新規サービスの市場投入やプラットフォームビジネスの拡大に向けて人材の採用や開発等の投資を行った。通期の売上高は前期比20.0%増の8,000百万円、営業利益は同24.8%増の1,800百万円を見込んでいる。
<4475> HENNGE 1382 -46
大幅反落。前週末の大引け後に、2025年9月期決算を発表し、大幅な増収増益で着地した。2026年9月期の売上高は前期比17.5%増の128.34億円、営業利益は同14.7%増の20.57億円と好調を継続する見通し。また、配当も前期比1円増の年間6円とし、東証プライム市場への市場区分変更申請に向けた準備を行うことについても公表した。
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