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FiscoNews

【注目トピックス 経済総合】ドル円今週の予想(11月10日)サンワード証券の陳氏

*17:47JST ドル円今週の予想(11月10日)サンワード証券の陳氏
皆さん、こんにちは。今回は、ドル円についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、今週のドル円について、『上昇してもドル買いは長続きせず、上値の重い展開になりそうだ』と述べています。

続いて、『パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は10月29日の連邦公開市場委員会(FOMC)後の会見で、「12月会合での追加利下げは既定路線ではない」と言明し、想定よりもタカ派寄りと受け止められた』と伝え、『ただ、FRB内部では、利下げに関しては意見が分かれており、政府閉鎖による経済指標発表の遅れは、市場に不透明感をもたらしている。CMEグループのデータによると、金利先物市場が織り込むFRBが12月の次回会合で0.25%の追加利下げを行う確率は70%前後で推移しており、10月のFOMCの90%超えから低下している』と述べています。

一方で、『10月30日の日銀会合では、政策金利の据え置き(0.5%)が決定されたが、植田日銀総裁の記者会見は、ややハト派的と受け止められた。ただ、週明け10日に好評された「主な意見」では、政策委員から追加利上げの時期が近づいているとする意見が相次いでいたことが判明した』と伝え、『次回12月会合での利上げに言及する声はなかったものの、正常化に向けた前向きな意見が増えており、市場の早期利上げ観測を後押ししそうだ』と見解を述べています。

そして、『ドル円は、FOMC後に上昇し、一時は節目の155円に迫ったが、片山さつき財務相が、円相場の動向について「一方向で急激な動きがみられている」との見解を示し、さらに「過度な変動や無秩序な動きについて、高い緊張感を持って見極めている」と述べて円安を牽制したことで、上値が重くなっている』と示唆しています。

また、『先週発表された民間による米経済指標は、10月の米供給管理協会(ISM)非製造業景況指数が8カ月ぶりの高水準だったが、雇用状況は強弱入り混じっていた』と伝えています。

陳さんは、『利上げに踏み出す日銀と追加利下げを模索するFRBとの対比からドル円は上値の重い展開になりそうだ』と考察しています。

ドル円の今週のレンジについては、『151.50円~155.50円』と予想しています。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の11月10日付「ドル円今週の予想(11月10日)にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

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