*16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:短期資金の流出と様子見姿勢で小幅反落
11月13日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比5pt安の717pt。なお、高値は723pt、安値は715pt、日中取引高は2486枚。前日12日の米国市場のダウ平均は続伸。議会下院によるつなぎ予算案を巡る採決を控え、政府機関の再開期待に寄り付き後、上昇。成長減速懸念の後退でダウは終日買われ、過去最高値を更新した。一方、根強い人工知能(AI)バブル懸念でハイテクが冴えずナスダックは軟調に推移し、まちまちで終了。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比変わらずの722ptからスタートした。朝方は前日終値近辺で始まったものの、買い一巡後は売りが優勢となり、その後は小安く推移。トランプ米大統領が、連邦政府機関の一部閉鎖を終わらせるための暫定財源を確保する「つなぎ予算案」に署名したことで、日経平均株価が史上最高値を更新する一方、新興市場からは短期資金の流出が観測され、弱含みとなった。米国における経済指標発表の再開を控え、様子見姿勢も強まり、小幅反落となる717ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株ではインテグラル<5842>やコンヴァノ<6574>などが下落した。
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