中学受験の塾選びをどう考える?(イメージ)
中学受験の塾選びの季節が到来した。中学受験においてはどの塾に通わせるかで、小学校後半の3年間の生活は大きく変わる。
では、最新の塾選び事情はどうなっているのか。『中学受験は親が9割』(青春出版社)の著者で、中学受験のプロ家庭教師「名門指導会」代表の西村則康氏に解説してもらった。
「難関校を目指すか、中堅校を目指すかで塾選びは変わります。もし、入塾後に『レベルがあってないな』と思ったら転塾すればよいのです」(西村氏、「」内以下同)
これは多くの塾の関係者が共通して語る内容だが、難関校対策が得意な塾と中堅校が得意な塾は異なる。そのため、まず、ターゲットをまず決めて、そこを目指すのに最適な塾に入るのが大切だという。
中堅校を目指しているのに、難関校対策の塾に入ると不要な対策も増えてしまう一方、難関校を目標にする場合は、中堅校対策の塾だと進度が間に合わないということもあるからだ。
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