*09:05JST 日経平均は1068円高、寄り後は上げ幅拡大
日経平均は1068円高(9時5分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことに加え、日本時間の今日早朝に発表された米エヌビディアの8-10月期決算が予想を上回り、時間外取引で同社株の株価が上昇していることが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=156円90銭台と、昨日15時30分頃と比べ1円60銭ほど円安・ドル高に振れたことが、東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。さらに、日経平均は昨日までの4日続落で2700円を超す下げとなったことから、押し目待ちや自律反発狙いの買いが入り入りやすかった。一方、国内長期金利が上昇していることが株価の重しとなった。また、日中対立が日本経済へ及ぼす影響が引き続き懸念材料となったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均は上げ幅を拡大している。
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