*18:10JST 20日の香港市場概況:香港市場はまちまちの値動き
20日の香港市場はまちまちの値動き。主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比4.92ポイント(0.02%)高の25835.57ポイントと小幅高。本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)は7.70ポイント(0.08%)安の9143.34ポイントで引けた。
ハンセン指数の構成銘柄では55が上昇、31が下落、変わらずは2で売りが買いが優勢。本日発表された11月の最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」は6カ月連続で据え置かれたが、金融緩和への市場の期待は失われていないようだ。
ハンセン指数の構成銘柄では、電動工具メーカー大手の創科実業(669/HK)が5.4%高、中国スポーツ用品大手の李寧(2331/HK)が4.0%高、中国政府系デベロッパーの華潤置地(1109/HK)が2.5%高。
セクター別では、中国の不動産がしっかり。融創中国HD(1918/HK)が6.0%高、万科企業(2202/HK)が3.7%高。一方、領展房地産投資信託基金(823/HK)は6.4%安、携程集団(9961/HK)は3.6%安とさえない値動きとなった。
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