*16:15JST 新興市場銘柄ダイジェスト:アクシスCは大幅続伸、MFSが急騰
<9562> ビジネスコーチ 2208 -48
続落。KAKEAIと人的資本経営の実効性向上を目的とした業務提携契約を締結した。人的資本経営が進む中、「対話に基づくマネジメントの質向上」は企業の持続的成?における重要な経営テーマとなっている。同社は経営層から管理職・現場層に至るまでの行動変容支援に強みを有しており、KAKEAIはAIを含めたテクノロジーや特許により1on1の対話行動を可視化・蓄積し改善するクラウドサービス「Kakeai」を提供している。今回の提携により対話の改善から行動定着、組織成果までを一貫して実装する。
<4591> リボミック 83 +2
反発。軟骨無形成症治療薬(umedaptanib pegol)奏効患者の2年経過報告を発表し、好材料視されている。軟骨無形成症(ACH)の第II相臨床試験Cohort 1(低用量0.3mg/kgの毎週1回皮下投与群)において、身長の伸展速度が顕著に増加した2名の小児患者について同条件で投与を継続した結果、2年経過後も成長促進効果が減衰することなく持続することが確認された。2名の平均年間成長速度は、現在ACH治療薬として承認されているボックスゾゴの身長平均伸展速度を上回った。
<6039> 動物高度医療 5890 -50
年初来高値更新も伸びきれず反落。25年12月16日を基準日として、同日最終の株主名簿に記載または記録された株主の所有する同社普通株式を、1株につき5株の割合をもって分割する。株式分割を行い投資単位当たりの金額を引き下げることで、より多くの人が保有しやすい環境を整えるとともに、新NISA制度でも活用できる水準とすることで投資家層の更なる拡大と株式の流動性向上を図ることを目的としている。26年3月期の期末配当予想については、株式分割に伴う定数的な修正のみ行い実質的な変更はないとした。
<9344> アクシスC 891 +46
大幅続伸。20日の取引終了後に、株主優待制度の新設を発表し、好材料視されている。初回基準日を25年12月末日とし、以降は毎年12月末日現在の株主名簿に記載または記録された同社株式を100株以上保有している株主を対象に、基準日毎に各1,000円分のデジタルギフトを贈呈する。株主優待制度導入の目的は、株主との一層の良好な関係構築を図るとともに、同社株式の認知度を高め投資魅力向上および市場での流動性向上につながることを期待してとしている。
<196A> MFS 288 +19
急騰。全国保証との資本業務提携を発表した。同社はこの提携により、ミッションを実現するための経営計画の重要な一環として、住宅ローンに係る分析の精緻化を促進しさらなる成長の機会を広げることを意図している。全国保証を割当予定先とする第三者割当により、同社の普通株式1,019,600株(第三者割当後の所有議決権割合10.0%、第三者割当後の発行済株式総数に対する割合10.0%)を割り当てる。26年1月8日に資本金及び資本準備金の額を減少し、全国保証が新たに同社の第2位株主となる予定。
<7089> フォースタ 1826 +91
大幅反発。スパークス・グループと資本業務提携する。スパークス・グループは市場買付の方法により同社普通株式を3億円または発行済み株式数の3%を上限として取得する予定。スパークス・グループが運営するファンドが投資する投資先企業への人材紹介業強化により同社が扱う求人案件の拡張が見込まれるとともに、投資先企業の成長に伴走することで両社の企業価値向上を実現していくとしている。また併せて、25年12月31日を基準日として、同社普通株式を1株につき2株の割合をもって分割することも発表した。
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