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FiscoNews

【注目トピックス 日本株】株式会社オーケーエム:2026年3月期中間決算文字起こし(4)

*13:04JST 株式会社オーケーエム:2026年3月期中間決算文字起こし(4)
オーケーエム<6229>

市場・業界別の売上高構成でございます。陸用と船用の売上構成比では、船用が59%となり、前年同期比で7ポイント増加いたしました。船用におきましては、単体での伸長に加え、今期より中国の船用エンジンメーカー向け販売が寄与しております。
一方、陸用につきましては、前年度の大口案件の反動により、建築設備や鉄鋼・金属業界向けが大きく減少いたしました。ただし、新規分野として陸上養殖設備への納入があり、今後の展開を期待しているところでございます。

次に、地域別売上構成についてご説明します。日本では船用向けの堅調な伸長が見られ、韓国では船舶排ガス用バルブの販売が増加しております。中国では、機械装置工場向けをはじめ全体的に市場が低迷しているものの、半導体工場向け水処理案件の継続や、船舶排ガス用バルブの新規販売の増加が寄与しました。マレーシアでは、パーム油関連や上水道案件の安定した販売により、前年同期比で伸長しております。

続いて、売上高・受注高・受注残の状況でございます。陸用向けの売上高、受注高、受注残は、資材価格や人件費の高騰を背景に新規案件が小口化しており、伸び悩んでおります。しかし、船用では新造船向けが堅調に推移していることから、下期においても船用が業績を牽引すると見ております。

貸借対照表でございます。当中間連結会計期間末の資産合計は128億8,500万円となり、前期末比で2.1%の減少となりました。負債合計は25億6,500万円で、前期末比では10.0%の減少、純資産合計は103億1,900万円となり、前期末比0.1%の増加となっております。主な変動要因は、現金・預金の減少、電子記録債権の増加、長期借入金の減少でございます。自己資本比率は80.1%と高い水準を維持しており、引き続き資本効率の向上を目指してまいります。

続きまして、キャッシュ・フローでございます。営業活動によるキャッシュ・フローは900万円の収入となりました。主な要因は、税金等調整前中間純利益の6億7,000万円、売上債権の増加7億4,900万円、棚卸資産の減少2億1,100万円などでございます。
財務活動によるキャッシュ・フローは4億8,000万円の支出となりました。現金及び現金同等物の中間期末残高は15億2,100万円となり、営業キャッシュ・フローの改善もあり、前年同期と比較して16.5%増加しております。

株式会社オーケーエム:2026年3月期中間決算文字起こし(5)に続く

<KM>

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