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FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】欧米為替見通し:ドル・円は下げ渋りか、米緩和方針でドル売りも円売りが下支え

*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は下げ渋りか、米緩和方針でドル売りも円売りが下支え
26日の欧米外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開を予想する。米国の追加利下げへの思惑から、ドル売り継続の見通し。一方、日銀の早期利上げ観測で円買いも、日本の財政悪化懸念が過度な円買いを抑制しよう。

前日発表された米国の小売売上高が市場予想を下回ったほか、消費者景気信頼感指数も低調で、景気減速が懸念された。弱い指標で米連邦準備制度理事会(FRB)が12月に追加利下げへ踏み切るとの見方から、米金利安・ドル安でユーロ・ドルは1.1580ドル台に浮上し、ドル・円は155円80銭付近に下落。本日アジア市場で日銀による12月の追加利上げ観測で円買いが強まる場面もあったが、ドル・円は156円台に持ち直した。

この後の海外市場は引き続き米経済指標を注視し。今晩の耐久財受注や新規失業保険申請件数が弱い内容となれば、短期的にドル売りが進む可能性はある。ただ、FRBの利下げ観測がすでに織り込まれ、過度なドル安にはつながりにくい。一方、景気対策の財政負担拡大が意識されており、円の上値も重い。市場では、実需筋のドル買い需要も下支え要因となる見通し。もっとも、高値圏では為替介入への警戒感から、上値追いには慎重さが求められる。

【今日の欧米市場の予定】
・22:30 米・前週分新規失業保険申請件数(予想:22.5万件、前回:22.0万件)
・22:30 米・9月耐久財受注(予想:前月比+1.0%、8月:+2.9%)
・23:45 米・11月シカゴPMI(予想:44.3、10月:43.8)
・04:00 米・地区連銀経済報告公表

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fisco

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