日経平均株価は5万円前後で推移しているが、「この相場でも割安な銘柄はゴロゴロある」と“億り人”なべさんは語る(写真:イメージマート)
日経平均株価は5万円前後の史上最高値圏で推移しており、1日に1000円も上げ下げするのが当たり前になりつつある。そうした荒波をどう乗り越えていけばいいのか。投資を始めて1年で「リーマン・ショック」に見舞われた際も割安な銘柄を買い、「コロナ・ショック」でも今年4月の「トランプ関税ショック」でも投資を続け、資産3億円超を築いている40代の現役サラリーマン投資家・なべさんはこう語る。
「日経平均が5万円超え相場となったのは、AI・半導体関連の一部の銘柄が上がっているだけなので、それらが下がれば日経平均も4万5000円に近づく可能性もあるでしょう。ただ、長期で見れば、インフレ率分は株価も上がるでしょうし、M&Aや自社株買いなど株価が上がる要素はいくらでもある。この相場でも割安な銘柄はゴロゴロあり、割高な銘柄でなければ投資するべきだと思います」(以下、「」内コメントはなべさん)
とはいえ、株価が割安な銘柄には安いだけの理由もあり、ただ安ければいいというものではない。そこでなべさんは次のような銘柄選びの条件で絞り込み、「5年以内に株価が2倍を望める銘柄」を発掘している。
