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AI（人工知能）・半導体関連銘柄に過熱感が高まり、日経平均株価も5万円を割り込む局面もあり、相場は神経質な展開となっている。とはいえ、かつてない高値圏での推移に変わりはなく、個別銘柄にも“高値掴み”を警戒する声がある。そうしたなか、「業績がガタガタで株価も出遅れている銘柄のなかにこそ注目銘柄はある」というのが、株式投資で資産10億円超を築いた億り人、兼業投資家の株億太郎さんだ。
別記事『《資産10億円超の株億太郎さんが狙いを定める“注目度が低い割安銘柄”6選》ブームのAI関連よりも期待できる「株価どん底の化学セクター」に“大化け株候補”が続々』に続いて、株億さんにさらなる注目銘柄を聞いた。
反発を見越して仕込む
株億さんはまず「AI・半導体関連銘柄は“全外し”でいい」と言う。
「AIの発展は間違いないでしょうが、将来的に勝ち残れるのは限られたトップ企業だけ。だとすると、いまは業績も芳しくなく、株価も出遅れている銘柄こそ大きな反発を見越して仕込んでおくべきではないでしょうか」（以下、「」内コメントは株億さん）
株億さんは、業績が絶好調とは言えず、現在の市場では見放されがちな「割安な無名銘柄」の発掘を得意とする。その銘柄選びの条件と、株億さんがいま注目する「大化け株」候補8銘柄を詳しく解説する。
