億り人たちが狙う「第2のキオクシア候補」11銘柄を紹介・解説(写真:イメージマート)
株式市場で一際注目を集めるのが半導体メモリ大手・キオクシアホールディングスだ。株価はこの1年半ほどで50倍超に膨れ上がり、時価総額は一時トヨタ自動車を上回った。上場時に購入し、ほったらかしておけば1銘柄で“億り人”に成り上がることもできた爆騰ぶりだが、次のチャンスはどこに眠るのか。今仕込むべき「第2のキオクシア」を探した。【全文】
「第2のキオクシア」をどう探すか
2024年12月18日に1株1455円の公開価格でIPO(新規上場)したキオクシアHDの株価は、今年6月3日に一時8万3140円の上場来高値をつけ、わずか1年半で50倍超もの爆騰を見せつけている。
仮に新NISAの成長投資枠の上限(年240万円)で購入していたら、この1銘柄で軽く億り人になれていたのだ。
東芝による分社化・売却・再出資などを経て、東芝メモリから社名変更した同社は、市況低迷や海外勢との競争に晒されて上場前には2期連続の巨額赤字を計上するなど、上場当初はあまり期待されていなかった。ところが、AI発展に欠かせない半導体メモリの需要が急増し、業績が一気に拡大。昨年11月に株価10倍超の「テンバガー」を達成すると、1か月で1万円ずつ上げるようなハイペースで株価は右肩上がりとなっている。
株価が数倍に上がる「バガー株」狙いの投資で億り人になったテンバガー投資家X氏も「ここまで上がるとは想定外だった」と語る。
「最大で2万5000株買っていたので、そのまま持ち続ければ20億円になっていた計算ですが、実際には上場後1~2か月で1100万円ほどの利益を確定させて早期撤退しました。まさか同社のような大型株がテンバガーを達成するなんて夢にも思いませんでした」
特有のイベントで発生する値動きで利益をあげる「イベント投資」を得意とする億り人の羽根英樹氏はこんな見方を示す。
「キオクシアのように、IPO時に過小評価されている成長株を探し出せれば、大きなリターンが得られることから、これまで以上に投資家の関心が高まっています」
