人材サービス関連銘柄に目を向けたもう1つの要因
人材サービス関連の銘柄に私が目を向けたもう1つの要因は、割安なのに配当利回りがよかったことです。そしてコツコツと継続的に増配する銘柄が多かったのです。
増配に意欲的なのは、見方を変えると、投資家への配当金に余剰資金を回せるくらいキャッシュフロー(現金収支)に余裕があるということ。さらに増配を継続できるのは、中長期的にサービス利用の需要が見込める成長性のあるテーマに即しており、コンスタントに利益を上げ続けられるビジネスモデルを構築しているから、ともいえます。
ただ、少子化・人材不足を背景として人材関連サービスが有望なのはわかりましたが、そのなかでどの銘柄の業績が伸び続けるのか、まではわかりません。テーマ全体が伸びるなか、自分が集中投資した銘柄は伸び悩み、同じテーマ内のほかの銘柄が伸びることも考えられます。
そこで私は、人材サービス関連のなかでも、これぞと見込んだ銘柄に集中投資するのではなく、興味を持った特色ある銘柄に100株ずつ手広く投資したのです。
一種の「バスケット買い」的な買い方です。バスケット買いとは、機関投資家や投資ファンドがインデックスファンド(株価指数などの指標に連動した運用を目指す投信)を運用するときなどに、15銘柄以上を1つの商品としてパッケージ買いすること。ここでは、同じテーマに関する銘柄を複数買い集めることを指します。この広くタネをまく作戦が功を奏して、これらの人材サービス関連の銘柄は、早いものでは購入から2年、平均すると5~6年で10倍株に育ちました。
私が注目した当時はまだ人気のないテーマでしたが、人材サービス関連は10倍株の宝庫だったのです。
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そんな愛鷹氏がいま注目しているのは、どのような銘柄なのか。関連記事『《元手160万円→4億円の10倍株ハンター厳選の大化け期待4銘柄》97銘柄でテンバガー達成の愛鷹氏が狙いを定める「増配ラーメン銘柄」「サイバー攻撃対策・サッカーW杯で上昇期待の株」などお宝株候補を詳細解説』で詳しく紹介している。
※愛鷹・著『サラリーマン投資家が10倍株で2.5億円』(ダイヤモンド社)を元に一部抜粋して再構成
【プロフィール】
愛鷹(あしたか)/現役サラリーマン投資家。理系大学院修了。2008年に株式投資を始め、約4億円の株式資産を築く。保有銘柄は1000社を超える。2025年11月現在、13年連続通算96銘柄で10倍株(テンバガー)を達成。「テンバガーハンター」と呼ばれる。著書に『サラリーマン投資家が10倍株で2.5億円』(ダイヤモンド社)。
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