10倍株となる確率が高まる銘柄とは
イギリスの著名な経済学者ケインズは、玄人筋の株式投資を美人投票にたとえました。
あなたがアイドル好きだとします。東証の上場銘柄数とほぼ同じ3800人のアイドルの卵から、歌って踊れる主力メンバー10人を選出する総選挙をするとしましょう。
そのアイドルグループのCDを1枚購入するごとに、1票の投票権を得ることができ、見事投票したメンバーが主力メンバーに選ばれた場合、ツーショットの写真を撮影できる特典がある設定です。
熱烈なファンであれば、それぞれの“推しの子”の活躍を夢見て、投票権を得るためにCDを買い、投票するのがファン心理だと思いますが、自分の“推しの子”が選出されるとは限りません。
そもそも人気があって票が集まりそうなメンバーは、下馬評からだいたい予想できます。そうなると、“推しの子”ではなく、ほかの有力メンバーの子でもいいから、確実にツーショットを撮りたいと思うものです。
総選挙の結果、多くのファンから票を集めた上位10人が選出されます。10人のうちの誰かとツーショット権を得たいのならば、自分の“推しの子”より、多くのファンから票を集めそうな子に投票するほうが可能性は高まります。結果的に個人的な好みよりも、大勢の人気を集めやすい子に票が集中します。
この例からわかるように、株価とは美人投票の得票数のようなものなのです。
株式投資でも、多くの投資家たちが値上がりを予測する銘柄に投資するのが効率的だと、ケインズは指摘しました。
その指摘の通り、多くの投資家たちが値上がりを期待し続ける銘柄は、株主の期待を裏切ることさえなければ、10倍株となる確率も高まると考えられます。
* * *
そんな愛鷹氏がいま注目しているのは、どのような銘柄なのか。関連記事『《元手160万円→4億円の10倍株ハンター厳選の大化け期待4銘柄》97銘柄でテンバガー達成の愛鷹氏が狙いを定める「増配ラーメン銘柄」「サイバー攻撃対策・サッカーW杯で上昇期待の株」などお宝株候補を詳細解説』で詳しく紹介している。
※愛鷹・著『サラリーマン投資家が10倍株で2.5億円』(ダイヤモンド社)を元に一部抜粋して再構成
【プロフィール】
愛鷹(あしたか)/現役サラリーマン投資家。理系大学院修了。2008年に株式投資を始め、約4億円の株式資産を築く。保有銘柄は1000社を超える。2026年1月下旬現在、14年連続通算98銘柄で10倍株(テンバガー)を達成。「テンバガーハンター」と呼ばれる。著書に『サラリーマン投資家が10倍株で2.5億円』(ダイヤモンド社)。
Xアカウント:@minobouz