新台の販売台数ではパチンコが増加、パチスロは減少
2022年にそれまでの5号機と呼ばれる機種から、出玉性能が抑えられた6号機に完全移行したことで、一時的に深刻なユーザー離れが発生したパチスロだが、同年11月に出玉性能が高いスマートパチスロ(スマスロ)が登場したことで人気が回復。現在では、パチスロの設置台数を増やすホールも多く、パチンコよりもパチスロが優位な状況となっている。
しかし、新台の販売台数を見ると、パチスロ優位とは言えない現状もある。パチンコ・パチスロ機やホールに関する情報を発信するサイト『パチンコヴィレッジ』は12月17日、『パチンコ・パチスロ販売実績2025』を発表した。同社の独自集計によると2025年の販売台数(納品日ベース)は、パチンコ・パチスロ合計が152万8000台で前年比101%、パチンコが87万台で前年比111%、パチスロが65万8000台で前年比91%だった。パチンコが販売台数を増やす一方で、パチスロの販売台数は減少しているのだ。
「パチンコは、LT3.0プラス搭載種が多く登場したことで、販売台数が増えたと言えます。ただ、登場した新機種の中に大ヒットした機種があったかと言われれば、必ずしもそうではない。新機種を導入してもそこまで人気が続かなかったということもあって、ホール内での機種の入れ替えのサイクルが早まったと分析することもできると思います。
一方パチスロでは、型式試験の適合率が低く、そもそも販売される新機種自体が少なかった。さらに、旧機種が定番として人気を維持していたことも、新台入れ替えが少なかった理由と言えるでしょう」
後編記事【《パチンコ・パチスロ業界2026年の展望》待望される“新たな定番機種”の登場 パチンコの注目は“エヴァ新作”、パチスロは人気定番機種の世代交代なるか】では、2025年のパチスロの販売台数が減った要因についてさらに深堀りするとともに、2026年のパチンコ・パチスロ業界の動向を予測する。
(後編記事につづく)